無料のピアノ音源。
KONTKT PLAYERで使用するタイプです。
PLAYERの方なので、こちらも無料でもらえるやつですね。
無料の音源だけど、有料のKONTAKTじゃないと動かないというのもあるなか、PLAYERで動くなんて、親切ですね。
有料版もあって、当然、機能制限があるのですが、この機能制限版は、別に無料にしなくてもいいんじゃないか?ぐらいの機能制限なんです。
つまり、機能は制限されているけれども、これだけで十分、有料の音源として販売してよいと思われるレベル。
これはもらっておくべし。
基本情報
ダウンロードはこちら。
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
音の確認
何はともあれ、音を聴いてみましょう。
ピアノ音源ですから、reMIDIからMIDIをひっぱってきましょう。
ベロシティ
生楽器系の音源なので、ベロシティの変化で音がどう変わるか見てみましょう。
ベロシティについてはこちら。
ベロシティをほぼ0から100までちょっとずつ上げていって確認。
ベロシティによって、音量が当然違うので、オーディオ化してから、音量を上げてみたのがこちら。
実際の音がこちら。
ベロシティがものすごく小さいものは、音量を上げきれなかったですが、こんな感じですね。
ちょっと混乱。
なんか、微妙に違う気がするんですけど。
音はさておき(所詮、ボクの耳なので)、波形が違う気がするんですけど・・・
ということで、マニュアルを見てみると、21ベロシティレイヤーって書いてる。
21っ!!!
なるほど有料版が21か、と思いきや、無料版もそこは変わらないらしい。
えっ、無料版で21???
さらにラウンドロビンも搭載。
ラウンドロビンというのは、こういうこと。
さきほど同じような波形ですが、波形がそれぞれ違いますよね。
これ、何を変えたかというと、何も変えていないんですよね。
ただ、同じキーを同じように連打しただけ。
通常、同じキーを同じように(ベロシティも変えずに)押せば、同じ音が出るわけです。
当たり前ですが。
けど、実際の人の演奏はそうじゃないですよね。
ということで、同じ音を同じように連打したときに、用意している、いくつかの音を入れ替えて鳴るようにするんですね。
それがラウンドロビン。
とはいえ、当然、それをしようと思えば、複数の音が必要なわけです。
つまり、安価なプラグインにはあまりついていない機能なわけです。
それが無料版についてる。
いったい、何を制限してるんだ?このプラグイン。
ボリュームノブ
ボリュームノブが3つありますが、2つがグレーアウトしています。
有料版は3本のマイクで録音したらしいんですが、無料版はそのうちの1つのマイク分だけ。
初めて機能制限が出てきましたね(笑)
はい、3つあるうちの1つだけしか使えなければ、単なるボリュームですね。
設定
こちらで、細かい設定ができるようになっています。
NOISEは室内ノイズのレベル。
KEY OFFは鍵盤を離すときの音量。
PEDALはペダルを踏んだ時の音の音量。
DAMPERSはダンパーが元の位置に戻るレベル。
SOFTはソフトペダルのダンピング量。
右側ではベロシティの調整ができる。
ベロシティとタイミングのランダマイズもあり。
何でもできますねぇ。
ちなみに、MIDIのCC66でsustain、CC66でsostenuto、CC67でsoft pedalを操作できるそうです。
FX
エフェクターは、EQとリバーブ。
ピアノ音源としては、十分かと。
まとめ
結局、何が機能制限されているんだ?
マニュアルを見てみると、ほぼほぼ有料版と同じ。
結局、使用される音のサンプルの量が6倍ぐらい違うらしいですね。
無料版マイク1本分、有料版マイク6本分+サステインペダル使用時のサンプリングの違いのようですね。
6倍のサンプルを使用したい場合は、有料版を手に入れましょう♪
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