383.有料プラグイン IK MULTIMEDIA社のVintage Tube Compressor/Limiter Mode 670を使ってみよう♪ ~コンプ~

Fairchild™ 670のモデリングらしいです。
T-RackSのマニュアル、たまに雑なんですよね。

これ、Fairchild™ 670のモデリングだ、というぐらいの情報しかない(笑)
Fairchild™ 670のモデリングだとわかれば、使い方はわかるだろう、ということなんでしょうか。

つまみがちょっと変わっているので、わかりづらいんですけどね。

基本情報

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

INPUT・THRESHOLD・OUTPUT

コンプのつまみとして、一般的なのが、このインプット、スレッショルド、アウトプットでしょうか。

スレッショルドは右に回したら、スレッショルドが下がります。
つまり、より圧縮されるということです。

このプラグインは、デフォルトではLINKになっています。
つまり、右と左で同じ設定になります。

ただし、INPUTだけは、左と右でリンクしていません。

TIME CONSTANT

これが、アタック、リリースです。
それぞれ自由に設定できるようになっていません。

実機では次のようになっているらしいです。

1・・・アタック2ミリ秒、リリース0.3秒
2・・・アタック2ミリ秒、リリース0.8秒
3・・・アタック4ミリ秒、リリース2秒
4・・・アタック4ミリ秒、リリース5秒
5・・・アタック4ミリ秒、リリース自動(ピークが1つなら2秒、ピークが複数なら10秒)
6・・・アタック2ミリ秒、リリース自動(ピークが1つなら0.8秒、ピークが複数なら10秒、ずっと同じ感じで鳴る音源であれば25秒)

で、このプラグインがどこまで正確に再現しているのか、わかりませんが、基本的には、数字が小さい方が、アタック、リリースが速いという認識ぐらいでよいのかと。

LEFT RIGHT・LINK・LAT VERT

LEFT RIGHTは左右で別の設定をする。
LINKは左右同じ設定をする。
LAT VERTは、概ねM/Sと理解すればよいかと。

LAT VERTは、本当は、M/Sじゃないらしいです。
左右の音量の和と、左右の音量の差に分けるらしいです。
正確なところはわかりませんが、左右にはmidの音が両方に入っているので、和は、いわばMidが2倍になる。
逆に差はどちらにも入っているMidがなくなる。
結果として、LATがMid、VERTがSideを調整しているようになるみたいですね。。

スレッショルド・レシオ

これ、何かよくわかりにくいんですが、つまみになっています。
これが難しいんですが、これを右に回すと圧縮がかかりはじめる音量が上がります。
つまりは、スレッショルドが上がります。

しかも、圧縮率が大きくなります。
つまり、より圧縮されるようになります。

ってことは、リミッターに近くなるということですね。

まとめ

使い方がちょっとわかりづらい部分がありますが、音は好きな感じです。
なんとなくの見た目で、良い感じに思っているのかもしれませんが。
そして、マニュアルが適当すぎるので、間違いがあるかもしれません・・・

価格

【定価】
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