T-RackSが6になり、Master Match Xとバージョンアップされました。Master Matchを使っている方もおられると思うので、残しておきます。ダウンロード先は、Master Match Xのものになっています。
参考にしたい曲を解析して、自分の曲を参考にしたい曲に寄せるプラグイン。
参考にしたい曲のEQカーブとRMSレベルに合わせてくれるらしいです。
最終的に、これに任せてしまってもよいですし、実際に自分の曲に使わなくても、単純に勉強に使うのも可能なのではないでしょうか。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
IK Multimedia Product Managerというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
プリセット
プリセットの部分を選択すると、とりあえず12種類の曲のモデルが入っています。
70s Rockを選ぶと、70年代のロックっぽくしてくれるということですね。
プリセットを使った場合の使用方法
まずは、マスターにMaster Matchを挿します。
プリセットを選ぶとLEARN SOURCEが点滅します。
LEARN SOURCEを押すと、点滅が点灯に変わります。
その状態で、自分の曲を再生します。
部分的でもよいですが、可能な限り長く再生した方がよいでしょう。
再生が終わったら、サイド、LEARN SOURCEをクリック。
すると、MATCHが点滅します。
MATCHをクリックすると、自分の曲を選んだプリセットに自動で近づけてくれます。
最後に、どれぐらい近づけるかを調整します。
SPECTRAL MATCHINGはEQカーブを近づける。
LEVEL MATCHINGはRMSレベルを近づける。
上に上げるほど、プリセットのEQカーブ、RMSレベルに近づけてくれるのですが、SPECTRAL MATCHINGの方は、自分の曲とプリセットに違いが大きすぎる場合、音が破綻するので注意が必要です。
ちなみに、EQカーブはダブルクリックすることで、自分で調整することもできます。
70s Rockは破綻しなかったですが、Electronic 1だと破綻しましたね。
ロックをつくっている覚えはなかったんだけど、エレクトロニックの方がマッチしないんですねぇ。
逆なのかもしれませんね。
すでにエレクトロニックな感じのものを、さらにエレクトロニックにしようとするから破綻するんでしょうか。
まぁ、結局、中でどうなっているかわからないので、何もわからないのですけど(笑)
リファレンスを取り込む
プリセットではなく、この曲みたいにしたい、という場合は、その曲自体を取り込むことができます。
+の部分か、Add Referenceをクリックして、ファイルを選ぶだけ。
あるいは、ファイル自体を+のところに引っ張ってくるだけでも構いません。
ちなみに、取り込んだら三角ボタンで、取り込んだ曲を再生することができます。
取り込んだら、LEARN REFERENCESが点滅しますので、クリックします。
後は、プリセットの場合と同じです。
とりあえず、ボクの最新の「ことのは/おといろ」を取り込んだ状態でスタートします。
なんか、全然別で創ったんですけど、EQカーブが似てる気がしますね。
やっぱり、同じ人間が創ると、似てくるものなんでしょうか。
まとめ
面白いプラグインだと思います。
果たして、これが本当にリファレンス曲に近づいているのか、正直、わかんないですけど(笑)
とは言え、このプラグインを信じるならば、最初にも書きましたが、参考にしたい曲のEQカーブを見ることができるだけでも、勉強になるんじゃないかと思います。
T-RackS5のプラグインはこちら
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