90.DTMerのためのコード入門 その11 ~テンション・ノート~

テンションノートです。
3つ重ねたら3和音、4つ重ねたら4和音。

じゃあ、5つ重ねてもいいんじゃね?
どうせなら6つ重ねてやろーぜ?
おいおい、こっちは7つ重ねてやんぜ。

と、テンションがあがっちゃってる状態がテンション・ノートです(大嘘)。

4和音が1度、3度、5度、7度でできあがっています。
残りの、2度、4度、6度を使うのがテンション・ノート。

実際には、

2度はオクターブ上の9度、4度は11度、6度は13度

を使います。

だから、

9th(ナインス)、11th(イレブンス)、13th(サーティーンス)

と呼ばれるそうです。

Cで言えば、

ド、ミ、ソで3和音。

ド、ミ、ソ、シで4和音。

ド、ミ、ソ、シ、レが9th。

ド、ミ、ソ、シ、レ、ファが11th。

ド、ミ、ソ、シ、レ、ファ、ラが13th。

13thなんて、全部じゃないですか。

とりあえず、
C△7 → Dm7 → G7 → C△7 というコード進行のG7にテンションノートを加えてみましょう。

13thなんて、全部じゃないか、と思ったんだけど、意外と問題ない。

さて、実は、これだけじゃないんですよね。
というのも、♯や♭というものがある。

♯9th、♭9th、#11th、♭13thの4つ。

♭11thと♯13thはどこにいった?って思うかもしれませんが、♭11th(4度)は3度、♯13th(6度)は7度になってしまうからです。

ちなみに、テンションノートは足してよい音と、足さない方がよい音というのがある。

△7には9、♯11、13。
m7には9、11、13。
V7(ドミナントセブンス)には、9♭、9、9♯、♯11、13、♭13

らしいです。

まぁ、何度も書きますが、絶対ダメということはないので、いーや、私はこれがよいと思う、というのであれば、問題ないわけです。
そもそも、さっき、V7の11thだって、何も気にならなかったですよ、ボクは。

さて、表記の仕方なんですが、イマイチはっきりしないんですよね。

G7(13)と書けば13thらしいんですが、前に書いたように13thって、全部ですよ。

けど、実は13thであっても、9thの音は鳴らさない、という方法もあるようなんですよ。

ということで、全部鳴らす場合はG7(9,11,13)、9thを鳴らさないなら、G7(11,13)と書くようですね。
実際には、右上に小さく書くようです。

G7(9,♯11,♭13)なんてのもあるわけですね。

色々、いじってみましょうか。

まぁ、後は、自分でやりたいようにやればよいのかと。

で、このテンション・ノートというのは、7th(4和音)が前提のようですが、
3和音にテンション・ノートをつけるという選択もあるわけです。

その場合は、add(追加する)という表記になるそうです。

Cadd9だと、ド・ミ・ソ・レとなります。

適当にいじってみましょう。

わはは、どれがテンションノートか、わからなくってオタオタしてしまうな。

ということで、テンションあげて、好きに重ねていってみてください。

つづきはこちら。

1つ前はこちら。

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