167.有料プラグイン PULSAR AUDIO社のSMASHERを使ってみよう♪ ~コンプ~

無料プレゼントをしているらしいやつを、もう1つ。

このプラグインは実際にあるUniversal Audio 1176というコンプレッサー回路のカスタム変更らしいです。
Univesal Audio 1176というのは、ド定番のコンプレッサーらしいです、知らないけどさ・・・

で、この実機の方ですが、Ratioが1/4、1/8、1/12、1/20とあるらしいのですが、スイッチ(ボタン)形式で、これが全部同時に押すということができるらしいです。
きっと、そういう設定にしたわけではなく、同時に押せちゃうつくりになっていたということなのでしょう。

例えば、今、つくられるとしたら、たぶん同時には押せないようなつくりになっていると思います。
だって、本来、同時に押すものではないから。

で、全部押すと、歪み感が強くなるんだそうで、それがまたカッコイイ!となったそうで。
そうやって、新しい音を見つけていくんでしょうね。

そんな実機を模したプラグインなのですが、このプラグイン、最初から全部同時押しの状態の設定になっているそうです。
実機にはあるRatioのボタンもない。
面白いものですね。

Ratioのボタンを押せて、全部同時押しまでできるよ、ってことならわかるのですが、最初から全部同時押しって。

基本情報

見た目はこんな感じ。

ダウンロードはこちら。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

基本的な設定

さて、コンプのことをある程度知っている人は、上の画像を見たら、あれ?って思いませんか。
BYPASS、INPUT、OUTPUT、MIXしかありません。

先ほど、Ratioのボタンをなくして、最初から全部同時押しの設定だと書きました。
レシオの設定がないのはいいとして、スレッショルドは?って話ですよね。

これ、実機にも、スレッショルドの設定はないんだそうで。
なんか、勝手に決まっているらしい。
勝手に、ってのもすごいことです。

ということで、できること。
INPUTを上げる、下げる。
これは、エフェクトを強くする、弱くする、ということです。

OUTPUTを上げる、下げる。
INPUTを上げてエフェクトを強くしたら、音量も上がるので、OUTPUTで調整する。

MIXで、Dry/Wetの割合を調整する。
元の音とエフェクトのかかった音の割合ですね。
いわゆる、パラレルコンプレッションができるということです。

以上。

あとは、BYPASSでバイパスにできるぐらい。
あぁ、右上の縦に3つの点が並んでいるけど、そこでオーバーサンプリングの設定ができるようです。

×8までできて、滑らかになるらしいですけど、CPUの使用率がぐっと上がります。

ということで、聴いてみましょう。

キック。

ドラム。

ベース。

マスター。

設定ができないから、とりあえず、このコンプがあれば大丈夫、というものではなく、このコンプの歪み感を出したい、という時に使う用ですね。
シンプルと言えばシンプル。
使えないときは使えない。

うおぉ、Univesal Audio 1176の全部同時押し!って人は購入してもよいのだろうけど、そうじゃない人は・・・
そう考えたら、無料で手に入るチャンスを大切にする必要があるのかも。

価格

【定価】
49ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2020年3月 PLUGIN BOUTIQUEでプラグインを購入すると無料プレゼント
2021年7月 9ドル
2021年12月 PLUGIN BOUTIQUEでプラグインを購入すると無料プレゼント
2022年8月 9ドル
2023年3月 無料配布
2023年6月 17ドル
2023年8月 31.9ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2023年11月 27.5ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2023年11月 25ユーロ(本家さま)
2024年3月 20.9ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)

PULSAR AUDIO社の他のプラグインはこちら

コメント