Ozone9に付属しているMaxmizer。
もう、Ozone9を購入する人の大部分は音圧目的なのではないでしょうか。
かく言うボクも、もちろん、音圧目的でした。
なんか、Ozone9を挿せば、勝手に音圧を上げてくれる、夢のようなプラグイン。
その中心となるエフェクターが、マキシマイザー。
もちろん、Ozone9のAIは非常に優秀なので、AIに任せた場合は、マキシマイザーだけで音圧を上げてるんじゃなくて、EQやらコンプやらを使って、お膳立てした上でのマキシマイザーなんだけど、やっぱりそうは言っても、気になりますよねOzoneのマキシマイザー。
さすがに、Elementsにも入っていますが、入っているモードがElementsはIRCⅠとⅡだけのようですね。
基本情報
Ozone9のダウンロードはこちら。
インストール方法
iZotope Product Portalというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
基本的な設定
モードがIRC LL、IRC Ⅰ、IRC Ⅱ、IRC Ⅲ、IRC Ⅳがあります。
IRCはIntelligent Release Controlの略らしい。
基本的にⅠからⅣへ新しくなっていくので、単純に言えばⅣが一番良いということですが、好みがありますからねぇ。
またLLはⅠの負荷の小さい版。
さらに、ⅢはPumping、Balanced、Crisp、Clippingの4種類、ⅣはClassic、Modern、Transientの3種類があります。
どちらも後ろの方が、うーんと、きつめ、と表現したらよいのかなぁ。
ソフトからハードという感じでしょうか。
そして、一番重要な音圧に関係するのが、Threshold。
ここを下げると、音圧が上がると考えたらよいかと思います。
Ceillingはリミッターと考えればよいでしょう。
左下にLearn Thresholdというのをクリックすると、Targetで決めたLUFSに合うように、自動でスレッショルドを決めてくれます。
押している間は、ずっと動き続けるので、スレッショルドを決めたら、再度クリックして、切らないといけません。
確認のため、一瞬、大音量になりますのでご注意を。
Learn Thresholdが最初は-14.0LUFSになっているのは、youtubeなどが、だいたいそれぐらいだからでしょうね。
Characterはリミッターの反応の速さのようです。
Stereo IndependenceはTransientとSustainについて、左右で同じ処理をするかどうかの設定らしいですが・・・つまり?
Transient Emphasisはアタック音を強調する役割のようです。
らしい、とか、ようです、とか書いていますが、ボクの耳では、そこまでの変化がわからない・・・
かなちい。
ラウドネスノーマライゼーションとやらの結果、音圧戦争が終わったというような話を聞きますが、そうは言っても、ある程度の音圧が欲しいボク。
たぶん、うまくやれば、ラウドネスなんちゃらに対応しつつ、ぎりぎりまで音圧を上げることは可能なはずで、そうなるとやっぱり、マキシマイザーは重要ですね。
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