56.有料プラグイン DEVIOUS MACHINES社のDUCKを使ってみよう♪ ~ダッキング(サイドチェーン)~

サイドチェーンについては、このブログで頻繁に書いている。
たぶん、ボクが好きなんでしょうね、あの感じ。

ダッキングについて

ちなみに、正確には「ダッキング」です。
サイドチェーンというのは、他の音をトリガーにして何らかのエフェクト等をかける手法です。
サイドチェーンの中でも、ある音(一般的にはキック)が鳴った時に、音量を下げるのをダッキングと言うのですが、
このダッキングが普及しすぎて、サイドチェーン=ダッキングと認識されていることが多い、ということです。

まぁ、ダッキングでもサイドチェーンでもいいんですが、ダッキングのためのプラグインとして、もうこれで十分じゃない?というのが、このDUCK。

さて、このダッキング。
コンプレッサーを使えば、できるんですよね、改めてプラグインを買わなくても。

で、このダッキングがお手軽にできるプラグインというのもあります。
例えば、WAVES社のOneKnobPumper。

ただし、このOneKnob Pumperは、お手軽ではあるのですが、サイドチェーンができないんです。
つまり、四つ打ちなど、一定間隔の場合には対応できるんですけど、それ以外は対応できない。
だから、ダッキング風のエフェクトがかけられるプラグインですね。

また、この間見つけたWAVESFACTORY社のTrackSpacerでも、ダッキングができます。

これは、ダッキング用に手に入れたわけじゃないんですが、設定によってはダッキングができる。
そして、これはサイドチェーンをするので、キックのタイミングが一定でなくても対応できる。

というように、ダッキングをするということだけなら、色々と手があるわけです。

が、そこはそこ、DUCKはダッキングのためのプラグインなんです。
やはり、ただダッキングができるのとは大きく異なるわけです。

ちなみに、このプラグイン、ネットで調べると、勝手に自動翻訳されて「アヒル」と出てきます。
ちょっとかわいい。

ダッキング好きなので、ついつい前置きが長くなりました。

基本情報

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

基本的な設定

今回は、コードを流している音源にこのDuckを挿します。
Trigger modeを設定します。

Repeatは、サイドチェーンしないタイプです。
OneKnob Pumperと同じく、ずっとダッキング的になります。
とりあえず、これでどんな風になるのか見てみましょう。


黄色で囲んだ部分を選ぶと、線の形がかわり、音の出方が変わります。
また、真ん中のAmountでエフェクトのかかり方が変わります。

これが、ダッキング用のプラグインのすごさですね。
ただダッキングするだけなら、他のプラグインでもできるのですが、音の出し方を調整できるわけです。
コンプや他のプラグインでは、ここまでできないわけです。

Speed・Crossover

Speedの部分で、ダッキングの速さが変えられます。
また、下のCrossoverをONにすると、Lowだけ、Highだけ、ダッキングをかけるなどもできます。
CrossoverでLowとHighの境界を決めて、Lowをどれぐらいダッキングするか、Highをどれぐらいダッキングするかを調整できます。

プリセット

この部分にプリセットが入っています。

プリセットを使っても、使わなくてもよいのですが、これを聴いていただいたらわかるように、
このプラグイン、ダッキングとしてでなくても、曲創り、音作りとしても使えるわけですね。

サイドチェーン

では、いよいよ本来のダッキング。
先ほどのTrigger ModeでSidechainを選んで、サイドチェーンの設定をします。

これは、Studio Oneのサイドチェーンの設定画面ですので、DAWが違う場合は、それぞれのサイドチェーンの設定を確認してください。

サイドチェーンの場合は、Trigger Levelを設定します。
この音量より大きい場合はダッキングをする、この音量より小さい場合はダッキングしない、という境目の設定です。

サイドチェーンをしているので、いろんなドラムパターンで聴いてみましょう。

今回はキックをトリガーとしていますが、スネアをトリガー、キック、スネアの両方をトリガーにすることもできます。

ドラムループのキックのみをトリガーにする

ここで問題がありまして、ボクは使わないですが、ドラムループを使っている方もいるかと思います。
ドラムループの場合、キックの音だけ取り出すことはできないじゃないか、ということですね。
これがまた、このDUCKのすごいところ。
ドラムループでもできるんですね。

ドラムループの場合、こんな感じになりますね。

これを見る限り、この黄色がキックでしょうね。
で、このドラムループをサイドチェーンのトリガーにすると、こうなります。

当然、キックだけじゃなくて、スネアにも、ハイハットにも反応します。

そこで使うのが、ここの設定。

歯車をクリックすると、こんな画面が出ます。
Filterというところで、どの周波数の音に反応するかを設定できるわけです。
ちなみに、右上のヘッドフォンのマークをクリックすると、サイドチェーンで設定しているドラムループのみを聴くことができるようになります。

これで、ドラムループの中のキックのみをトリガーにすることができます。

あと、HysteresisはTrigger Levelに対してどれぐらい超えた反応するか、Hold-offは一度反応した後、次に反応するまでの時間・・・だと思います。
間違ってたらごめんなさい。

Midiをトリガーにする

Trigger ModeにMidiという設定があります。
これは、ずっとリピートするのでもなく、特定の音をトリガーにするのではなく、midiをトリガーにするモードです。
つまり、自分の意図するところでダッキングするようになります。
どちらかというと、ダッキングって、こっちの方が一般的だったみたいですね。
ボクは、そのタイプを使ってなかったけど・・・

Studio Oneの場合。

この黄色のあたりで右クリックすると、一覧が出てきますので、「インストゥルメントトラック」を追加を選びます。


ここに「Duck」というのが出てきますので、これをクリック。
ここで、ダッキングしたいところにMIDIノートを入力します。
ここにMIDIノートを入力しても音は出ないので、どこに入力しても(C1でもA4でも)構いません。
トリガーのためだけのものになります。

inputをトリガーにする

最後に、Trigger Modeのplugin inputモード。
これ、挿している音源そのものの音量がトリガーになるようです。

音が入力されたときに、スタート(?)に戻ります。

ということで、ダッキング専用プラグインDUCKでした。
ダッキング用のプラグインって、結構あるんですけど、かなり有能なプラグインだと思います。
ちなみに、そんなに高価でないのも魅力ですね♪

価格

【定価】
26ドル

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2021年11月 18ドル
2022年5月 13.99ポンド
2022年9月 12ユーロ
2022年11月 20.9ドル

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