100.有料プラグイン DEVIOUS MACHINES社のDUCKを使ってみよう♪ ~ダッキング(サイドチェーン)~

サイドチェーンについては、このブログで頻繁に書いている。
たぶん、ボクが好きなんでしょうね、あの感じ。

ちなみに、正確には「ダッキング」です。
サイドチェーンというのは、他の音をトリガーにして何らかのエフェクト等をかける手法です。
サイドチェーンの中でも、ある音(一般的にはキック)が鳴った時に、音量を下げるのをダッキングと言うのですが、
このダッキングが普及しすぎて、サイドチェーン=ダッキングと認識されていることが多い、ということです。

まぁ、ダッキングでもサイドチェーンでもいいんですが、ダッキングのためのプラグインとして、もうこれで十分じゃない?というのが、このDUCK。

さて、このダッキング。
コンプレッサーを使えば、できるんですよね、改めてプラグインを買わなくても。

で、このダッキングがお手軽にできるプラグインというのもあります。
例えば、WAVES社のOneKnobPumper。

ただし、このOneKnob Pumperは、お手軽ではあるのですが、サイドチェーンができないんです。
つまり、四つ打ちなど、一定間隔の場合には対応できるんですけど、それ以外は対応できない。
だから、ダッキング風のエフェクトがかけられるプラグインですね。

また、この間見つけたWAVESFACTORY社のTrackSpacerでも、ダッキングができます。

これは、ダッキング用に手に入れたわけじゃないんですが、設定によってはダッキングができる。
そして、これはサイドチェーンをするので、キックのタイミングが一定でなくても対応できる。

というように、ダッキングをするということだけなら、色々と手があるわけです。

が、そこはそこ、DUCKはダッキングのためのプラグインなんです。
やはり、ただダッキングができるのとは大きく異なるわけです。

ちなみに、このプラグイン、ネットで調べると、勝手に自動翻訳されて「アヒル」と出てきます。
ちょっとかわいい。

ダッキング好きなので、ついつい前置きが長くなりました。

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

今回は、コードを流している音源にこのDuckを挿します。
Trigger modeを設定します。

Repeatは、サイドチェーンしないタイプです。
OneKnob Pumperと同じく、ずっとダッキング的になります。
とりあえず、これでどんな風になるのか見てみましょう。


黄色で囲んだ部分を選ぶと、線の形がかわり、音の出方が変わります。
また、真ん中のAmountでエフェクトのかかり方が変わります。

これが、ダッキング用のプラグインのすごさですね。
ただダッキングするだけなら、他のプラグインでもできるのですが、音の出し方を調整できるわけです。
コンプや他のプラグインでは、ここまでできないわけです。


Speedの部分で、ダッキングの速さが変えられます。
また、下のCrossoverをONにすると、Lowだけ、Highだけ、ダッキングをかけるなどもできます。
CrossoverでLowとHighの境界を決めて、Lowをどれぐらいダッキングするか、Highをどれぐらいダッキングするかを調整できます。


この部分にプリセットが入っています。


プリセットを使っても、使わなくてもよいのですが、これを聴いていただいたらわかるように、
このプラグイン、ダッキングとしてでなくても、曲創り、音作りとしても使えるわけですね。

では、いよいよ本来のダッキング。
先ほどのTrigger ModeでSidechainを選んで、サイドチェーンの設定をします。

これは、Studio Oneのサイドチェーンの設定画面ですので、DAWが違う場合は、それぞれのサイドチェーンの設定を確認してください。

サイドチェーンの場合は、Trigger Levelを設定します。
この音量より大きい場合はダッキングをする、この音量より小さい場合はダッキングしない、という境目の設定です。

サイドチェーンをしているので、いろんなドラムパターンで聴いてみましょう。


今回はキックをトリガーとしていますが、スネアをトリガー、キック、スネアの両方をトリガーにすることもできます。

ここで問題がありまして、ボクは使わないですが、ドラムループを使っている方もいるかと思います。
ドラムループの場合、キックの音だけ取り出すことはできないじゃないか、ということですね。
これがまた、このDUCKのすごいところ。
ドラムループでもできるんですね。


ドラムループの場合、こんな感じになりますね。


これを見る限り、この黄色がキックでしょうね。
で、このドラムループをサイドチェーンのトリガーにすると、こうなります。


当然、キックだけじゃなくて、スネアにも、ハイハットにも反応します。

そこで使うのが、ここの設定。

歯車をクリックすると、こんな画面が出ます。
Filterというところで、どの周波数の音に反応するかを設定できるわけです。
ちなみに、右上のヘッドフォンのマークをクリックすると、サイドチェーンで設定しているドラムループのみを聴くことができるようになります。

これで、ドラムループの中のキックのみをトリガーにすることができます。

あと、HysteresisはTrigger Levelに対してどれぐらい超えた反応するか、Hold-offは一度反応した後、次に反応するまでの時間・・・だと思います。
間違ってたらごめんなさい。

Trigger ModeにMidiという設定があります。
これは、ずっとリピートするのでもなく、特定の音をトリガーにするのではなく、midiをトリガーにするモードです。
つまり、自分の意図するところでダッキングするようになります。
どちらかというと、ダッキングって、こっちの方が一般的だったみたいですね。
ボクは、そのタイプを使ってなかったけど・・・

Studio Oneの場合。

この黄色のあたりで右クリックすると、一覧が出てきますので、「インストゥルメントトラック」を追加を選びます。


ここに「Duck」というのが出てきますので、これをクリック。
ここで、ダッキングしたいところにMIDIノートを入力します。
ここにMIDIノートを入力しても音は出ないので、どこに入力しても(C1でもA4でも)構いません。
トリガーのためだけのものになります。

最後に、Trigger Modeのplugin inputモード。
これ、挿している音源そのものの音量がトリガーになるようです。


音が入力されたときに、スタート(?)に戻ります。

ということで、ダッキング専用プラグインDUCKでした。
ダッキング用のプラグインって、結構あるんですけど、かなり有能なプラグインだと思います。
ちなみに、そんなに高価でないのも魅力ですね♪

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