89.有料プラグイン GLITCH MACHINES社のPALINDROMEを使ってみよう♪ ~グラニュラー モーフ プロッティング サンプラー~

前にSUBVERTという、GLITCH MACHINES社の破壊的なプラグインを紹介した。

さらに、挑戦的なプラグイン。
一応、サンプラー。
正直、意図的に使いこなせる人はどれぐらいいるのだろうか?というような代物。
叩き売りみたいに売ってたので、つい買ってしまった。

1.4GB分(372個)の音がついています。
waveファイルなので、このプラグイン以外でも使えます。
つまり、372個の音源(意味不明なプラグインが付属)にどれぐらいお金を出せるか、と考えてはどうだろうか。

意味不明ですが、なかなか面白いプラグインではありますよ。

ちなみに、PALINDROMEって、回文のことらしいです。
回文感はなんら見当たりませんけど・・・

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

一番上のここをみたらわかりますね。

4つの音源を一度に使えるということです。
元々入っている音源以外にも、既に持っているwaveファイルの音源なら使えるみたいです。


ここをクリックすると、音源の入っているフォルダを選べって言われるので、フォルダを選ぶと音源が選択できるようになります。
上の画面では、SAMPLER1になっていますので、1つめのサンプラーの音を決めるわけですね。

同様に、サンプラー2、3、4を選びます。

細かいことはさておき、このプラグインの根幹、一番意味不明な部分について触れます。
というより、そこさえ理解できれば、後はそんなに難しくないので。

4つの音源を選んだら、この部分から適当に1つクリックします。

すると、こんな画面になります。

再生すると画面はこうなります。

動画の方がわかりやすいですが、動画にできないので・・・
再生すると、4つのピンクの丸が、ピンクの線の上を動いていきます。

で、音がこんな感じです。
4つのサンプラーを選んで、設定も適当にいじって、流してみます。
一応書いておきますが、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドと鳴らしています。

いかがでしょうか。
なかなかのモノでしょう。

そして、4つの音源がどのように使われているかもよくわからないでしょう。
これが、このプラグインの意味不明なところです。

結局、何がどうなっているのか、ですが、どうも4つのサンプラーの音源が、この四角い画面の四隅に割り当てられているみたいです。
左上がサンプラー1、右上がサンプラー2、左下がサンプラー3、右下がサンプラー4の音源。

で、先ほどのピンクの丸の位置と四隅からの距離で音の大きさが決まるようです。

例えば、ピンクの丸が左上の隅にある時は、サンプラー1の音が一番大きく、サンプラー2とサンプラー3の音が少し小さく、サンプラー4の音が無音になるということのようです。

ということで、ピンクの線をこのように画面の周りを一周させたとします。
ピンクの線は、自分で書けます。
今、ピンクの丸は反時計回りに動いています。

で、この時、サンプラー1の音源は左隅とそれぞれの丸までの距離で音の大きさが決まります。
つまり、サンプラー1の音源が音の大きさが異なる4つの音で出るわけですね。

ということで、サンプラー1の音源のみにして、聴くとこんな感じになります。

丸が4つあるので、完全に無音になることはないですね。

これが、4つの音源で同様のことが起きるというのが、このプラグインの根幹で、ここがわかれば、このプラグインのほぼ全てが理解できたと言えます。
そして、制御不能であることが理解できるのではないでしょうか。

あとは、音源に対する設定と、ピンクの丸の動きに関する設定だけですので、それほど難しくはないですね。

画面左上。

STARTとSIZE。
音源の波形?の部分に、半透明の白い四角がありますね。
この部分の音が鳴るようになっています。
この白い四角の開始点を決めるのがSTART、四角の幅を決めるのがSIZE。

PITCHはピッチ。
FINEは・・・たぶん、ピッチよりも細かい目盛りのピッチ。
PANはパン。
ANPはアンプ。
スピーカーの記号は音源のON、OFF。
右と左向きの矢印のようなものは、推測するに四角い部分を一方向に音を出すのか、端までいったら戻ってくるのか、だと思われる。
左下にRECTANGULARと書いている部分は、TRIANGULAR、HANNを選択できるのですが、ボクにはよくわかりません・・・

右上。エフェクター。

ローパスフィルター他、が選べます。
2つ割り当てることができるようです。

左下。

ピンクの丸の動き方を調整します。
RATEは、ピンクの丸の動く速度。
SYNCがONのときは8Barsから1/128。OFFのときは、0.001Hzから25.000Hzまで。
VIEWはピンクの線を表示するか、しないか。
MODEは上から、反時計回り、時計回り、スタートとゴールがあるバージョン、ピンクの丸同士がぶつかったら逆方向に進むバージョン、ピンクの線を無視してピンクの点から点へランダムに動くバージョン。

右側の線は見た通り、線のプリセット。
最初の時点では線がない状態ですので、Shiftを押しながらクリックすると、点が出てくるので、自分で線を引くこともできます。

右下。

そのままですね。
サンプラーごとの設定ではなく、全部の音の調整ですね。
アンプ/アタック、リリース、マスター/アンプの音量、ピッチ、リバーブ/サイズ、ダンプ、ミックス。


下の四角い部分をクリックすると、エンベロープが出てきます。
全部で8つ。


数字の部分をクリックして引っ張っていくと、割り当てることができます。

この手のプラグインの基本ですね。

大体の「つまみ」に割り当てることができます。
それぞれの「つまみ」の下の、馬蹄みたいな形の部分が、エンベロープの影響度を決める部分です。

最下部の左。

?の部分をクリックすると、ランダム設定の画面が出てきます。
全てランダムにすることもできますね。

右側の歯車は設定画面。

真ん中にAlivortExChannel1と書いていますが、書き忘れていましたが、これがプリセットです。

ということで、プリセットをいくつか。




ということで、理解はできたけど、果たして使うことができるのだろうか?

【追記】
1日考えていたのだが、これが、なぜこんなに意味不明になるのか・・・
仕組みから考えると、そこまで破壊的なものになるはずがないのだ。

ということで、ずっと考えてみて、思い付いたことがあったので、確認してみた。
・・・やっぱり。

元々付属の音源を確認してみると、スケール?ルート音?どう表現するのか、よくわからないですが、複数の音が1つの音源の中に混じり合っているんですね。

それをエンベロープでスタート地点を動かしているので、音がよく言えば複雑、悪く言えば無秩序になるんですね。

解決方法をいくつか。
Cメジャーを想定。

1.付属の音源のスタート位置を固定して、その部分の音がCになるようにピッチを調整する方法。
もしくは、スタート位置を動かして、Cの部分を探し出してからスタート位置を固定する。
当然、4つの音源を全てCにする。

2.1と同じだが、付属ではない、単音の音源を使う。当然、Cに調整。スタート位置は変化するようにしても問題なし。
試してみた。

まぁ、ドレミファソラシドに聴こえる。
もう少し、4つの音源の選択を吟味した方がよいのだけど。

3.付属ではない、ループ音源を使う。これもCメジャーになるようにピッチを修正。
これも、スタート位置はエンベロープで変化させてもよい。
ただし、この場合は、MIDIノートをドレミファソラシドで使うのではなく、ずっとドを続ける。
こんな感じ。

まぁまぁ、使えなくもないかな。

つまり、スケール?をちゃんと揃えることができたら、当然、そこまでの不自然さはなくなるわけですね。

このプラグインの個性を殺しているのかもしれないけど・・・

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