今回はちょっと変わりどころのプラグインを紹介してみましょう。
毎度お馴染みのiZOTOPE社のプラグインです。
ここの無料プラグイン、Ozone Imager V2を以前、紹介しました。
同じく無料プラグイン、VOCAL DOUBLERも。
ここの有料プラグインはもちろん素晴らしいんですけど、無料もなかなか良きです。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
iZotope Product Portalというソフトからインストール
さて、見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
基本的な設定
レコードですねぇ。
これ、何のプラグインかというと、昔のレコードっぽい感じにしてくれるプラグインです。
面白いですねぇ。
順番に見ていきましょう。
レコードの上に、6つ数字があります。
これ、年代です。
1930年代のレコードの感じ、1950年の感じ、と。
どんな感じか順番に聴いてみましょう。
微妙に雰囲気が違いますね。
何だろうかなぁ、1950年代の感じが、ボクは好きかも。
1970年代ぐらいから、低音が急に聴こえてきます。
ただ、これではまだまだレコード感とは言えない。
実は、年代以外のところを全てOFFにしてしまっているんですよね。
そのあたりをいじっていきましょう。
レコード横にある3つのスライダー。
順番に見ていきましょう。
Dust。埃。レコードの上に埃がたまって、音質が変化します。
ちなみに、このプラグイン、レコードがずっと回っています。
しかも、今やっていて気づいたのですが、Dustを徐々に上げていくと、レコードの上にちょっとずつ白い物が増えていきます。
凝ってますねぇ。
Gainがあるので、とりあえず最大にしておきます。
Scrach。針飛びしたときの感じ。これもGainがあるので、とりあえず最大で。
Warp。レコードの反りの影響。
これはGainじゃなくて、Model。
Sin、Inv.Sin、Peak、Inv.Peak。ちょっと違いがわからなかった。
レコード感がすごい。
そして、プラグインのレコードもちゃんと反っていることによる筋がちゃんと表現されている(笑)
スライダーの上。
Mechanical。針とレコードが当たるノイズ等。
音量最大にしているので、これよりは小さくできます。
Electical。これは電気的なノイズ。こちらも音量最大で。
ターンテーブル下のRPM。
どうも回転速度が変わっている感じなんだけど、体感的にはそれほど変わらない。
Spindown。
はい、止まります。
ただ、止まるスピードとかは決められないので、使いどころは難しいですねぇ。
・・・今、気づきましたが、ここでRPMが関係するんですね。
Lo-fi。なし、ありを交互に聴いてもらいましょう。
低音が変わりますね。
Wear。レコードの摩耗による劣化。
あとは、上にInputとOutputのGainとステレオ、モノラルの切り替え。
で、最終、こんな感じになりました。
ちょっとレトロな感じの曲に使ったり、逆にすっごい最新の感じで出力だけレコード感とか。
個人的には、イントロ前に電気的なノイズを入れるときには使えるかも、と思ったり。
いつまで手に入れられるかわからない(公式が終了していると言ってるんだから)ので、気になる方は、とりあえずもらっておきましょう♪
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