思いませんでしたか?
ボクは思いましたよ。
音楽について学び始めたころは。
まぁ、わかってしまったら、なんてことはないんだけど、
ボクは音楽と無縁だったから、ピンとこなかったんだよなぁ。
ピアノとかやってたら、すぐにわかるのかもしれないけど。
鍵盤があるとわかりやすいとおもうんだけど、鍵盤って、
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドって並んでるんじゃないんですよね。
ド・ド#・レ・レ#・ミ・ファ・ファ#・ソ・ソ#・ラ・ラ#・シ・ド・ド#・レ・レ#・ミ・ファ・・・シと並んでますね。
で、ド・ミ・ソの和音についてみてみましょう。
ドからミは4つ隣、ミからソは3つ隣。
ミ・ソ・シは
ミからソが3つ隣、ソからシが4つ隣。
ほら、同じように音を重ねてるのに、数が違うんですよね。
ちなみに、ファ・ラ・ドは4つ隣と3つ隣。
ド・ミ・ソと同じですね。
レ・ファ・ラは3つ隣と4つ隣。
ミ・ソ・シと同じですね。
4つ隣、3つ隣が「メジャー」
3つ隣、4つ隣が「マイナー」
となります。
メジャーは、C(ド・ミ・ソ)・F(ファ・ラ・ド)・G(ソ・シ・レ)
マイナーは、Dm(レ・ファ・ラ)・Em(ミ・ソ・シ)・Am(ラ・ド・ミ)
シ・レ・ファはどうでしょうか。
数えてみると、3つ隣と3つ隣。
上のやつと違いますね。
これは、Bdim(Bディミニッシュ)と言います。
ちょっと話がそれるが、和音のことを読むと、必ず出てくるのが、音程。
ドとドは同じ音なので、1度と言う。
ドとレは2度。
ドとミは3度、というらしい。
さらに、同じ2度でも、
ドとレ、ミとファはどちらも2度だけど、ドとレは長2度、ミとファは短2度という。
この長と短は何かというと、2つ隣の2度は「長2度」、1つ隣の2度は「短2度」。
それ以外に、完全4度とか増4度とか減4度とかがある。
ドとファは完全4度(5つ隣)
ファとシは増4度(6つ隣)
ドとソは完全5度(7つ隣)
シとファは減5度(6つ隣)
増4度と減5度の間隔は一緒なんだね。
♯とか♭にならないもの同士限定にするから、4度になったり、5度になったりする。
長たら短たら完全たら増たら減たら、これを読んだ時は意味不明でした。
けど、半音で考えたら、すんなりわかる。
これ考えた人はバカなのだろうか?
半音基準にすればいいんじゃないの?とボクは思うんだけど、それじゃ不具合があるのかな?
むしろ、あってほしいんだけど。
そうあるべき理由が。
さて、こうなると、当然Cmってのは?って話になりますね。
3つ隣、4つ隣がマイナーなので、ド・レ#・ソがCm。
ほんとは、ド・ミ♭・ソがCmらしいんだけど、ド・ミ・ソがCだから、ミ♭なんだろうね。
「メジャー」「マイナー」以外のもの。
ド・ファ・ソはCsus4(Cサスフォー)。sus4は5つ隣、2つ隣。
ド・ミ・ソ#はCaug(Cオーギュメント)。augは4つ隣、4つ隣。
ド・レ・ソはCsus2(Cサスツー)。2つ隣、5つ隣。
ということで、一応、音を聴いてみましょうか。
今回出てきた、C、Cm、Cdim、Csus4、Caug、Csus2の順で。
なんか、改めて聴くと、Cメジャーですら、変に聴こえてきた(笑)
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