歌とは何だらうか。
このブログでは、何度も詞先と曲先の話を書いている。
曲と詞とどちらが大切か、というと、
曲が大切だと思ふ。
ボクは「ことのは」にこだわりを持っている。
詞先だと何度も書いている。
なんちゃって詞先だが。
「ことのは」にこだわりを持っているが、
「おといろ」がどうでもいいは思っていなひ。
ちょっと視点を変えてみやう。
曲と詞はどちらが先に生まれたのだろうか。
たうぜん、曲が先に生まれた。
卵と鶏のどちらが先かという問いに比べると、
分かりやすすぎるぐらい、分かりやすいことだ。
ちなみに、卵と鶏のどちらが先かという問いに対する答えは、
ボクがすでに証明済みだ。
だが、その証明を書くには余白が狭すぎる。
と、何処かの誰かのやうに書いてみたが、ブログはいくらでも書けるので、
いつか書くかもしれない。
ただ、音楽とは何ら関係がない。
※はい、書きました。
さて、何の話だ?
あぁ、たうぜん曲が先に生まれた。
そりゃそうだらう。
言葉ができたのは、いつなのか。
ボクは寡聞にして存じません。
が、言葉を発することに比べたら、音を出すことなんて、
どれだけ簡単なことか。
物を叩けば音は出る。
きっとアウストラロピテクスだって、音を奏でていただろう。
そう、「おといろ」というのは、原始の脳に刻み込まれた、
感情的な、本能的なものだと思ふ。
だから、「おといろ」は心を揺さぶる。
小田和正のやうに。
それを流して、写真でも提示すれば、それだけで感情が揺さぶられる。
それに対して、「ことのは」というのは、ずっと後から出てきた。
当然、論理的じゃないと、「ことのは」は使えない。
そう、「ことのは」というのは、進化の過程で生まれた、
理知的で、理論的なものだと思ふ。
そもそも、クラシック音楽と呼ばれるものがあるが、
あれには歌なんてない。
歌が入ったものは、ずっと後から出てきた。
そう、歌というのは、
感情と論理の融合なのだと思ふ。
感情だけを突き詰めると、クラシックなどのインストになるだらう。
論理だけを突き詰めると、短歌や詩、文学になるだらう。
ボクはそれを融合したひんだ。
曲先の場合、メロを優先するため、歌詞はメロに合わせざるを得なくなる。
なんなら、歌詞なんてどうでもいいと割り切っている人もいる。
聴く人も、この曲は好きだけど、歌詞なんて全く聴いてない、と割り切っている人もいる。
ボクは論理的な方なので、割り切れない。
理知的で、論理的で、それでいて心を揺さぶる「ことのは」を大切にしたい。
そこに、最初から心を揺さぶる機能のある「おといろ」を加えたならば、
鬼に金棒、
檻に独房(おにと母音は合ってる。棒と房も合ってる。)
ウォーズマンにベアクロー(意味は合ってる。棒とクローも合ってる。)
おにぎりに梅干し、(おにだけは合ってる。)
織姫に彦星(鬼と織は合ってる。星と干しは合ってる。って梅干しに合わせてどうする。)
だ。
何が「だ」なんだか。
「だ」は態度を表明する言葉だから、
「だ」と言えば、正しいの「だ」。
まぁ、そんなこんなで、「ことのは」と「おといろ」の融合。
理論的には正しいはずなんだけどなぁ。
それを実現するには能力が無さすぎる。
コメント
詞先は難しいから主流じゃないんでしょうね。
ただ、僕はメロを思いつくのが大の苦手で、最近は詞先も意外とありかなと思ったりしてます。(1曲だけなぜか詞先で出来た曲結構気に入ってますし。)
メロ思いつくの苦手だから、普段は量を質に変える戦法を取ってますね(笑)
何十と思い浮かんだメロディーの内、可能性を感じたのだけ録音保存しておいて、さらにその中から数十分の一というレベルで厳選するという、上澄みの上澄みを凝縮してやっと曲になる感じ(笑)
だから、良いメロが思いつくペースが新曲完成ペースの一番の律速過程になってますね(^_^;)
曲先の方が難しいです。
ボクの曲作りは、
直感的偶発性試行錯誤作曲法と、今名付けました。
DTMだからこそ、できる作曲法だと思ふ。
そして、詞先だと何度も断言しながら、
きっと詞先でもないんだと思ふ。
だからと言ってメロ先では絶対にないんだけど。
というか、アイソスタシーさんは、メロを思いつくのが大の苦手と書いてますが、
ボクの中にメロは全く存在しないですから。
まず詞があって、それを適当に動かしながら、自分が気に入るところを探しているだけです。
だから、作曲ですらないんでしょうね。
完成するまで自分でもどんなものができるのか、わかんないから(笑)
長い命名ですね(笑)
でもどんな方法・経緯でも、最終的にオリジナルなリズムとメロ(とコード)の組み合わせが出来るのが作曲なのかな、と思ってます。
適当に音を動かしながら試行錯誤でしっくりくる所を探す、のしっくり探しは音楽の感性を働かせているはずなので、まぎれもなく音楽的な作曲法だと思います!
詞先は文字数(発音数)をある程度揃えないとメロディーにしにくいのが難しいかなぁ。
逆に、先にある程度揃えちゃえば、適当な歌詞で歌いながら作曲する僕のメロ先法と似た要領になるから、最近は詞先も試してみてます。この所メロディーのアイディアに枯渇してて;
僕、「Bump Of Chicken」かなり好きなんですけど、詞先がメインて良く言われてますね。
あの、歌詞を独特で絶妙なリズム・メロディーに化けさせるセンスはまさに天才的に感じます。
SSSさんの『少年少女』のサビとかそれに通ずるものを感じました!
『人生謳歌★青春全開』のサビも一度聴いたら忘れられないですね♪
長いですね。
今、自分のコメント欄を見て、長いなと思いました。
しかも、数時間前に書いたのに、忘れてました。
詞先は文字数を揃えないといけない、と言われますが、
やっていて思ふのは、そうでもないかな、と。
なんだろう、文字数が合っていたら、気持ちいいと思ふ。
でも、文字数が合わないと、それはそれで面白くなったりする。
なんなら、一つ一つのメロと合ってなくても、
Aメロの終わり、いや、なんなら曲の最後でそろえばいいんじゃないかな、と(笑)
Bump Of Chicken・・・天体観測だけわかる。
『少年少女』『人生・・・』ね、うん、通じてるよね、きっと。
全ての道はローマに通ずといふし。
果たして、何億キロ離れているかはわかんないけど。
・・・というか、天才的なバンドと通じるなんて言われたら、
恥ずかしすぎて、コメントが。
そして、一度聴いたら忘れられないサビは、ボクは覚えていないです。
ボクが創ったはずだが・・・