7.曲構成

ど素人のど素人によるど素人のための「ことのは/おといろ」の創り方 その7

さて、ちょっと前に、4小節か8小節を基本とする、というようなことを書きました。

曲の構成って、色々あるわけです。
好きに創ればいいんです。

好きに創ればいいんですが、
好きに創るってのが難しい。

だから、とりあえず、基本となるものを挙げておく。

Aメロ サビ

まぁ、これはこれで曲と言える。
Aメロとサビは違うメロディにするわけだ。

で、Aメロやサビ、後で出てくるBメロやCメロも
8小節か16小節を基本にすればいい。

あれ、さっきの4小節とか8小節とか言ってたのは?となるよね。

つまり、4小節を4回繰り返して、16小節のAメロにするわけです。
もしくは8小節を2回繰り返して、16小節のAメロにするわけです。

まぁ、4回繰り返すと飽きるので、
4回のうち3回目だけちょっと変えるとかするんですけど、
まぁ、一緒でも問題ない。

で、これじゃ詰まんないなぁ、ということで、

Aメロ Bメロ サビ

となる。
メロディが3つですね。

これも、
Aメロ(16小節)、Bメロ(16小節)、サビ(16小節)でいい。

つまり
4小節×4、4小節×4、4小節×4でもいいし、
8小節×2、4小節×4、8小節×2でもいいし、
8小節×2、8小節×1、4小節×4でもいい。

Aメロ(16小節)、Bメロ(8小節)、サビ(16小節)にしてもいい。

つまり、
4小節×4、4小節×2、4小節×4でもいいし、
8小節×2、4小節×2、8小節×2でもいいし、
8小節×2、8小節×1、4小節×4でもいい。

まぁ、これでもちょっと退屈だなぁということで、

Aメロ Bメロ サビ Aメロ Bメロ サビ

まぁ、これで何となく曲とも言えるかな。
3つ創ったメロディを2回繰り返すわけですね。

最後、盛り上げたいよなぁ、サビは大事だよねぇ、って場合は、

Aメロ Bメロ サビ Aメロ Bメロ サビ サビ

と、サビを最後に2回繰り返して、
ちょっと、鼻にツーンとこさせる。

まぁ、後は、メロディ以外も欲しいよなぁとなると、

前奏 Aメロ Bメロ サビ 間奏 Aメロ Bメロ サビ サビ 後奏

とか、ボカロさんが歌ってないところを入れる。

ちなみに、前奏とか、間奏とか、後奏とか、創れない場合は、
サビのメロディを楽器で流しておけば、それでいい。
そんな曲はいくらでもある。

サビから入るという場合もある。

サビ 前奏 Aメロ Bメロ サビ 間奏 Aメロ Bメロ サビ サビ 後奏

『残酷な天使のテーゼ』とかがわかりやすいのかな。

あと、Cメロをつけるというのがある。

前奏 Aメロ Bメロ サビ 間奏 Aメロ Bメロ Cメロ サビ サビ 後奏
前奏 Aメロ Bメロ サビ 間奏 Aメロ Bメロ サビ Cメロ サビ 後奏

曲の中で1回しか出てこないメロディが、
意外と好かれたりする。

ということで、曲というのは、繰り返しが好かれるということです。
4小節を繰り返したり、
Aメロを繰り返したり、
前奏でメロを繰り返したり・・・

だから、
Aメロ Bメロ Aメロ Bメロ 間奏 Aメロ Bメロ サビ サビ サビ サビ
とかでもいいんだと思うよ。

同じものを繰り返すことの安心感。
そして、同じことを繰り返すことの退屈感。
それを、ちょっと変化をつけたり、大きく変化をつけたりして、
バランスをとっていくんですね。

そして、何度も言うが、これが正解ってわけじゃないので、
とりあえず、これを参考に創ってみて、
あとは模索していけばいいんじゃないかな。

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