ど素人のど素人によるど素人のための「ことのは/おといろ」の創り方 その2
「ことのは/おといろ」を創るとは、何を創るのか。
そこでまず理解する必要があるのが、
「作詞」「作曲」「編曲」という言葉。
ボクは、「作詞」「作曲」はすんなり理解できたのだが、
「編曲」ってなんだ?って思ってました。
で、20年ほど旅に出て、色々な経験を積み重ねて、
やっとたどり着いたんですよ。
「作詞」・・・「ことのは」創り。簡単に言うと「歌詞」創り。
「作曲」・・・「おといろ」創り。簡単に言うと「メロディー」創り。
「編曲」・・・「おといろ」創り。簡単に言うと「メロディー以外の音」創り。
そう、メロディーだけが作曲なんです。
メロディー以外は編曲なんです。
さて、「ことのは/おといろ」を創る時に、絶対必要なものが1つだけあります。
何かわかりますか?
ボクは色々な実験を繰り返した結果、
やっとたどり着いたんですよ。
あれ?さっきも書いたか。
必要なのは「作曲」だけ。
ただ、それだけ。
「編曲」は無くてもいい。
だって、アカペラってあるじゃないですか。
アカペラって、歌だけを歌って、それ以外の音はない。
だから、「編曲」なんてしなくったっていいんです。
そして、ボクは編曲が苦手だ。
最近、いっそアカペラにしようかと、本気で考えている。
「作詞」も無くてもいい。
ボクは「ことのは」にこだわっている方だ。
また、詞先と曲先の話を書くが、今はおいとく。
「ざれごと」の方にも一度書いたが・・・
ただ、あまりにも聴いてもらえないから、
「ことのは」って何だ?って思った。
で、『円周率』という曲を創った。
これがボクの「ことのは/おといろ」の中でも、よく聴かれている方だ。
聴いてもらった人はわかると思いますが(聴かなかった人は、まず聴きなさい)、
ただひたすら円周率を歌ってます。
それが、よく聴かれて、「センスがいい」と言われた。
「ことのは」にこだわっているボクとしては、ショックだった。
ボクの「ことのは」は、円周率に負けるのか・・・と。
他の有名ボカロPさんの曲を聴いてもわかると思いますが、
意味の理解できる歌詞もあれば、全く意味の理解できない歌詞もある。
意味が理解できないからといって、曲としての価値は下がらない。
歌詞は全て「あ」でもよければ「ら」でもよい。
GReeeeNの「あいうえおんがく」だって、
最初は「あいうえお かきくけこ」と五十音を並べてる。
もちろん、あれは、その後にちゃんと続く意図があるんだけど。
なんならインストゥルメンタルというのもある。
ただ、これだけはボカロPを名乗れなくなるけど。
ってことは、「ことのは/おといろ」創りの本質は、
「作曲」なんですよ。
そりゃそうか、みんな曲を聴くんだもんね。
ということで、「おといろ」が苦手なボクの作品たちは、
そりゃ、聴かれないよね。
コメント
すみません、ニコ動の「円周率」に”センスある”ってコメント打ったの僕ですm(_ _)m
僕が初めて聴いたSSSさんの曲で、言葉のメロ・リズムへの乗せ方が独特でセンスを感じたので、そんな感想になりました。
なので大丈夫です!その後、試しに遡って聴いていった曲の歌詞の良さにハマったからファンになったので、少なくとも僕を引き付けたのは間違いなく「ことのは」の方です。
いや、別に、「センスある」と書かれたことが悪いわけじゃないんですけどね。
何となく、アイソスタシーさんっぽい気はしましたが(笑)
ただ、曲って、やっぱり、作曲なんだとは思います。
意味がわかる歌もあれば、全然わかんないけど、好きな曲もありますし。
まぁ、どれも大切と言えば、どれも大切なんですけどね。