43.『キミへ届け』

この「ことのは/おといろ」好きだなぁ。

やっぱり自分が気に入っているものは、覚えているものです。
とは言え、「ことのは」は忘れちゃってたので、
今、改めて読んでみると、
ボクが、なぜ「ことのは/おといろ」を創っているのか、
という「ことのは/おといろ」みたいですね。

意外と、この頃の曲は、いいかもしれない。

音楽の力ってすごいよね。
ただ、文章にしても、たぶん、それほどの感動は生まれないと思う。
けど、おといろがつくと、途端に感動を生む。

テレビとかでもそうだけど、
音楽がついているだけで、変わってくるんですよね。

音楽って、言葉よりも先に生まれたんじゃないかな。
たぶん、最初は打楽器だと思うんだけど。

音楽なんて、世の中に全く必要のないものなんですよ。
音楽がなくて、誰かが困るって、きっとないんです。
実用的かどうかなんて言ったら、全く実用的じゃない。
それでも、ボクは音楽は生活の一部だ。
やっぱり本能が求めているんだろうね。
だから、音楽は必要とされている。

そして、メッセージはいつも同じですね。
「千篇一律」とか「メッセージが同じ」とかいうコメントを
いただくことがある。

「おといろ」についてはもっと工夫する必要があるんだろうけど、
「ことのは」については仕方がないよなぁ。
だって伝えたいものは、同じなんだもん。
たぶん、3つぐらいしかないんじゃないかな(笑)

いつかキミに届くといいな♪

『キミへ届け』

Vocals by 初音ミク
ことのは/おといろ:SSS

光る星眺め キミのことを想い
今日一日の出来事 思い出す
こんな幸せな日々
ずっと続けばいいな

この星に住む全ての人が
みんな同じ想いだったら
世界はきっといつまでも
いつまでも愛あふれる

なぜ人は争うのかな
ボクは争いは嫌いだ
みんな仲良く過ごすことって
そんなに難しいことですか

ただ手の届く人の笑顔を
望むそれだけのことで
誰も傷つくこともなく
今を大切にできるはずなのに

キミの譲れないものとは
一体なんですか
譲れないものを手放せなんて
言わないけど

それほどたくさんのものに
縛られたまま
人といがみ合うことって
幸せなんですか

そんなに色々なことに
脅え続けてるキミの価値とは
薄っぺらで小さなプライドを
守るためのものですか

キミはそんなつまらない人間
なんかじゃない
もっと自信をもっていい
キミはキミ以外いないから
キミはキミ以外いないから

ヘッドフォンから流れてくる
心地よい音楽に心が癒される
なんにも考えないで
この身をゆだねていたい

この星に住む全ての人が
同じように感じているのなら
音楽とはとてつもない
力を持っているのだろう

だから歌をつくり続ける
例え見向きされなくても
たって一人で構わない
癒される人がいるのならば

たった一人でも構わない
そこに救いがあるのなら
そのたった一人のため
歌をつくり続けることを誓うよ

ボクの現時点の力では
キミに届かないかも
それでもいつかだれかに
届くことを願って

キミのもとへ届くことを
願いながら
いくつもいくつもいくつも
歌を作り続ける

ボクにできることは
音を奏で続けることだけ
ボクのつくる歌は全て
キミへのメッセージだから

今はヘタでもなんでも
ただつくりつづけるだけ
ボクのこのメッセージが
いつかキミに届きますように
いつかキミに届きますように

いつかキミに届くといいな

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