39.『みんなが幸せでありますように♪』

タイトルにあるように、ボクに宛てた(?)「ことのは」。

ボクたちはなんのために生まれてきたのか。
別の「ことのは/おといろ」でもこのテーマは書いた。
本当のところ、ボクたちの生まれてきた意味なんてないんだ。
だって、生まれてきちゃったんだもん。
それを幸せと感じる人も、
「なんでボクを産んだんだ」と怒りを感じている人もいる。
生まれてきたことに意味なんてない。

でも、生まれてきた以上、
生きている間は、生きていかないといけない(当たり前の話だ)。
じゃ、生きている間を、どう過ごすのか。

意味があろうが、なかろうが、
生まれてしまったんだから、
せめて幸せになりたいし、
せめて幸せになってほしい。

生まれてきたことに、
幸せを感じていない人がいることは悲しひ。

この世界が、そんな理想的なところではないことは、
ボクもよくわかっている。

理不尽なことがたくさんある世界だから。

所詮、ヒトは神じゃないから、
完璧な世界になりようがない。
悲しいけど、それがリアルだから。

でも、そのリアルに、
諦めてほしくない、と思ふ。

いろんな理不尽にぶつかりながら、
それでも、生まれてきてよかったと思えたら、
本当にいいなと思ふ。

つらい想いをしている人、
悲しい想いをしている人、
苦しい想いをしている人、
そんな人たちがいることを憂う。

せめて、
ボクの「ことのは/おといろ」を聴きにきてくれた人、
ボクに触れてくれた人だけ、
いや、
ボクのことに興味ない人、
ボクのことを嫌っている人、
ボクのことを知らない人、
みんな、みんな、プラスもマイナスもトータルしてプラスになってくれたら、
ボクは幸せだ。

偽善的だと思われるかもしれない。

そう、ボクは偽善的なんだ。
偽善に縋って、生きているんだ。

『みんなが幸せでありますように♪』

Vocals by 初音ミク
ことのは/おといろ:SSS

壁にぶつかったって
クヨクヨすんな
穴に落とされたって
イライラすんな

理不尽なこの世界 色々ある
だから上手くいかなくっても
楽観的に行こうぜ

雨にうたれたって
グズグズすんな
限界を感じたって
フラフラすんな

不公平なこの世界 色々ある
だから先が見えなくっても
悲観的にならないで

他人と比べたって
理想を並べたって
できないこともあれば
できることもあるさ

凡人だって 天才だって
幸せになるために生まれてきたんだ

大人だって 子どもだって
幸せになるために生まれてきたんだ

貧乏だって 金持ちだって
幸せになるために生まれてきたんだ

だから せめて 
自分で自分のことを不幸せにしないで

皆と違ったって
自分を見失ったって
自分のできることが
変わるわけじゃないさ

君は君のままでいい
他の誰かになる必要なんてない

だって

先生だって 生徒だって
幸せになるために生まれてきたんだ

病弱だって 健康だって
幸せになるために生まれてきたんだ

嘘つきだって 生真面目だって
幸せになるために生まれてきたんだ

だから せめて
他の人のことも不幸せにしないで

善人だって 悪人だって
幸せになるために生まれてきたんだ

男だって 女だって
幸せになるために生まれてきたんだ

僕たちだって 君たちだって
幸せになるために生まれてきたんだ

みんなが幸せでありますように♪