「おといろ」が好き♪
めずらしく好き♪
流した涙の数だけ 優しくなれる
こらえた涙の数だけ 強くなれる
この言葉は何年前に創った「ことのは」だろうか。
よく考えてみると、ボクの「ことのは」は、
ほとんど何年も前に創ったものが多い。
もちろん、曲を創るために創った「ことのは」ではないから、
その前後をウンウン唸りながら、創っているわけだが。
君が語らない その涙の意味を
僕は理解してあげられないけれど
Aメロの一番最初。
この言葉、いい♪
「涙」につなぐために、「涙」連想をするわけですよね。
涙、涙、涙・・・
きっと、自分以外の人の涙の意味なんて、
その人以外にはわからないんだろうね。
もしかしたら、自分が流している涙の意味も
わかってないかもしれない。
君の隠したその苦しみを
僕にも少し分けてくれるならば
そんな幼く幼稚な願いを
考えてしまう僕は いつ大人になれるの
2番のBメロ。
これもまた、好きだなぁ。
そうなんだ。
他の人の苦しみを取り除くなんて、
幼稚な考えなんだよな。
子どもの頃に、正義のヒーロー、正義のヒロインに憧れる。
たぶん、みんなそうなんじゃないだろうか。
けど、そんな理想的な正義、現実にはないんだよね。
言わば、大人たちの理想を子どもに押し付けてるんだよね。
自分たちにはできないけれどって。
それを信じて生きていくうちに、
そうじゃないリアルに打ちひしがれる。
残酷な天使のテーゼ。
今、これを書きながら、この曲をリピートしているが、
最後らへん、コードおかしくないか?
ボクの耳がおかしいのか?
まぁいっか。
ということで、
残酷な天使のテーゼでも、
押し付けられた理想でも、
幼稚な願いだろうと、
本当の本当の本当の本当は、ボクはそれを信じたいんだ。
『涙の数だけ』
Vocals by 初音ミク
ことのは/おといろ:SSS
君が語らない その涙の意味を
僕は理解してあげられないけれど
涙が枯れるまで 泣いていていいよ
僕の胸でよければ貸してあげるから
君の抱えるその悲しみを
僕が取り除くことができるなら
そんな身の程知らずの願いを
考えてしまう僕は なんて無力なんだろう
流した涙の数だけ 優しくなれるから
いつかあなたの涙が 人を救うときがくるから
流した涙の数だけ 優しくなれるから
いつかあなたの涙に 救われる人がいるから
その時のために 今は泣けばいい
君がこらえてる その涙の理由を
僕は気づいてあげられないけれど
こらえられるだけ こらえたらいいよ
何も聴かずに そばにいてあげるから
君の隠したその苦しみを
僕にも少し分けてくれるならば
そんな幼く幼稚な願いを
考えてしまう僕は いつ大人になれるの
こらえた涙の数だけ 強くなれるから
いつかあなたの強さが 人を守るときがくるから
こらえた涙の数だけ 強くなれるから
いつかあなたの強さに 守られる人がいるから
こらえられるだけこらえたらいいよ
流した涙の数だけ 優しくなれるから
いつかあなたの涙が 人を救うときがくるから
こらえた涙の数だけ 強くなれるから
いつかあなたの強さが 人を守るときがくるけど
僕の前では泣いたっていいから
それぐらい僕を頼ってください
あなたのために生きさせてください