193.Studio One付属プラグイン Note FXを使ってみよう♪ ~アルペジエーター・コードジェネレーター・リピーター・インプットフィルター~

Note FXです。
正確にはプラグインではありません。
が、それはどうでもよいでしょう。

Arpeggiator、Chorder、Input Filter、Repeaterの4種類があります。

プラグインではないので、他のプラグインと違う場所にあります。

挿す場所も違います。

左上の[i」をクリックすると表示される、これ。

このNote FXの部分の+をクリックして選択するか、音源のところに先ほどのところから、ずるずる引っぱってくるか、どちらかです。

Arpeggiator


自動でアルペジオにしてくれます。


基本的には、このあたりでアルペジオの設定をします。

プリセットで選ぶ。
右上で上行、下行などを選ぶ。
真ん中の部分は自分で設定する場合ですね。

最初に流したように、元は白玉のコードです。
で、これをONにすると、こんな感じに変化します。

便利ですねぇ。
細かい設定。

Octave Rangeはオクターブの幅ですね。
数値を上げると、1オクターブ上、2オクターブ上の音も使ってアルペジオをつくってくれます。

その下の大きいつまみは速さ。

Swingはスイング。

Gateは音の長さ。

とばして、右上のPatternをクリックすると、シーケンスが表示されます。
シーケンスは縦軸がベロシティ、横軸が長さです。
下のPattern Lengthでパターンの長さを決めます。

真ん中に戻って、Holdは打ち込みでは関係ないですが、HoldをONにしてMIDIキーボード等を押すと、キーを離しても鳴り続けるというものです。

Velocityは全体的なベロシティです。
画像ではInputとなっていますが、PatternをONにすると、Patternと表示が切り替わります。
Patternがオレンジになっていれば、シーケンスで設定したベロシティが割り当てられる。
この場合、上のVeloctiyのつまみは、シーケンスで設定されたベロシティに相対して機能します。

Fixがオレンジになっていればシーケンスの設定したベロシティが無効になって、上のVelocityのつまみのみでベロシティを設定します。

ちなみに、単音でもできますが、ベロシティと長さとオクターブを変えるぐらいですね。
今回は3和音なので、音が3つですが、4和音にすれば当然、音が4つのアルペジオになります。

Chorder


これは単音が勝手に和音になるものです。

Learn ModeをOnにすると、どのキーをおしたときに、どの音を鳴らすかを自分で設定することができます。

Transposeはピッチの変更。

Auto FillをONにすると、コード範囲内でコードの設定がされていないキーをおしたときに、設定されているキーの中で一番低いキーの設定をそのまま適用する。

Filter OutsideをONにするとはコード範囲外のノートは再生されないようになります。

 

Input Filter

これは、音を出す範囲をピッチとベロシティを基準に決めるものです。
ピッチの範囲を設定すると、それをはずれた音は鳴らない。
ベロシティの範囲を設定すると、それをはずれた音は鳴らない。
それだけですね。

これ、打ち込みだと関係ないのではないか?

Repeater

名前の通り、繰り返すんですが、ただ繰り返すだけでなく、ベロシティ、ゲートの長さ、ピッチなどを変化させられるみたいですね。

・・・プリセットがトリッキーだ。
右側のシーケンスはアルペジエーターと同じく、縦軸がベロシティ、横軸が長さ、さらにピッチが上に足されていますね。

Rate。
大きいつまみは、反復の度合い。
Syncは、DAWのテンポに同期するか。
Stepsは反復の回数。

Velocity。
Levelはベロシティの設定。
Scaleは、徐々に変化するようにする量。

Gateは音の長さ。
Scaleは、徐々に変化するようにする量。。

Pitch。
Scaleは、徐々に変化するようにする量。

もっと細かい設定は、右上のVelocity、Pitchをクリックして、シーケンスで設定。

こんな感じですね。

これらも、使いこなしたら、便利だと思います。
アルペジエーターとか、シンセによく入っていますが、これを使えば、ピアノなどでも問題なく使用できますし。

コーダーなんかも、ギターのコードを設定しておけば、単音で問題なしですし。

と、自分で書きながら、なるほど、と思いました。
そうか、コーダー、便利かも・・・
複雑な和音を駆使しないような単純なものなら、これの方が楽かも。

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