MIDIキーボードってあるじゃないですか。
あれって必要なんでしょうか。
特に、ピアノとか弾けませんっていう人にとって、あれの存在意義はあるのか?
今回はそういう話です。
まぁ、結論を先に言えば、あった方が便利だよ、というだけの話なんですが・・・
ボクは基本的に楽器全般を扱えません。
ドラムもベースもギターも、当然、ピアノもエレクトーンも弾けません。
そんなボクが何を思ったのか、曲づくりなんて始めたわけです。
パソコンはあったので、マウスでポチポチと。
パソコンで曲ができる、ましてや、歌まで歌ってくれるというだけで感動したものです。
そして、曲を創りながら、DTM(※1)についても調べたわけですよ。
わからないことがいっぱいだったので。
すると、時々、他の人の作曲環境、DTM環境の写真が出てきたりするわけです。
そこには、MIDIキーボードが、ドンッと置かれているわけです。
最初の頃は、それがMIDIキーボードだということも知りませんでした。
いわゆる、普通のキーボードだと。
だから、ピアノが弾けないボクには必要がないもの、という認識でした。
そんなボクがなぜ、MIDIキーボードを購入しようと思ったのか。
それは、
・かっこよさそうだから
・なんか曲を創っている雰囲気がでそうだから
・実は触っているうちに弾けるようになるんじゃないか?と勘違いしたから
などの理由からです。
さて、そもそもMIDIキーボードとは何か、ですね。
知っている人にとっては当たり前の話なんでしょうが、ボクは知らなかったです。
あれ、鍵盤を押しても、音が鳴らないんですよ。
驚きですよね(笑)
つまり、MIDIキーボードは、楽器じゃありません。
DAW(※2)にMIDIキーボードを認識させることにより、マウスでポチポチしなくても、「ド」を押せば、「ド」が入力されるという優れもの(笑)
Studio Oneとか。
DTMとDAWは元を知らないと、どっちがどっちか覚えにくいですね。
いちいち、マウスでカーソルを「ド」の場所まで持っていって、クリックしなくても、「ド」を入力できるんですよ。
さらに、鍵盤を強く押したか、弱く押したか、どれぐらいの長さを押したか、まで認識して、入力するので、弾き方まで再現してくれるんですよ。
すごい高性能ですよね。
いや、だ・か・ら、弾けないんだよ、ボクは。
もしかしたら、「ド・ミ・ソ」をキーボードで弾くよりも、「ド」と「ミ」と「ソ」
をクリックする方が速いかもしれないんだよ。
ということで、ボクは入力のためには使っていません。
そう、MIDIキーボードの魅力の大部分は、ボクにはほぼ無縁なんです。
では、見た目以外に、どんな価値があるのか。
とても単純です。
音の確認に便利なんですよ。
例えば、こんな使い方をしています。
・新しく音源を入れたときに、どんな音が出るのか、確認する
・曲を創っていて、次にどんな音を続けるといいかな?って悩んだときに、とりあえず適当に音を鳴らしてみる
・プラグインのプリセットが鍵盤に割り当てられている場合に、プリセットを確認する
・シンセサイザーの音源として入っているSQ(※3)の音を確認する
など。
前に、こんなやつと紹介しました。
どれも、マウスでできなくもないんですよ。
ピアノロール画面の鍵盤のところをマウスでクリックすれば、同じことができます。
けど、カーソルを鍵盤のところまで持っていかないといけない。
MIDIキーボードがあれば、カーソルを動かす作業がいらない。
たった、それぐらいのことなんですが、これが結構違うんですね。
あと、SQに関しては、さらに大変。
そもそも、マウスでは鍵盤を同時に押せない。
だから、伴奏的な方を入力して、それを流しながら単音の方をポチポチするしかない。
で、気づかれたかもしれませんが、ボクの使い方の場合、「ド」を鳴らそうと思って「ド」押すという使い方をあまりしてないんですよねぇ。
どちらかというと、適当に押してから、あぁ、「ファ」だったのか、なんて。
というように、MIDIキーボードに性能をほとんど発揮させていないボクでさえも便利なわけです。
ましてや、「ちょっとだけなら弾けるよ」「鍵盤なら大丈夫」なんて人であれば、もう、すっごく便利なことでしょう。
あっ、ちなみにボクが使ってるのは、KORG社のmicroKEY-25。
25鍵しかないやつ。
UP、DOWNのボタンがあって、それを押すことでオクターブ分、変えられます。
ボクみたいに鍵盤を弾けない人の場合は、これで十分ですよ。
場所もとらないし。
もちろん、場所とお金が確保できるなら、大きい方がラクですけど。
ということで、高性能マウスについての説明でした。
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