はい、音圧の話。
ボクのブログ、やたらと音圧の話が出てくる。
「ことのは/おといろ」をそこそこの数、創って思ったのが、有名ボカロPの曲に比べて、
なんでボクの「ことのは/おといろ」はこんなに貧弱なんだろう、って。
「おといろ」が未熟なのは仕方がないけど、音が貧弱ってのは
経験年数関係ないはずなのに・・・
それとも、ボクが気づかないだけで、すごい数の音源が入ってるのだろうか?とか、
いろいろ考えたものです。
で、いきついたのが音圧でした。
それからずっと音圧が気になってしまって。
もちろん、曲の良し悪しは音圧ではないです。
それは、はっきりしてるんだけどね・・・
今回は視覚で確認していきましょう。
とりあえず、一番大きい音を出すようにしてますよね。
で、書き出すときに注意が必要なのが、
この上の赤い3。
この部分が赤くなってたら、基本、ミックスダウンをしたらダメ。
できないわけじゃないですけど。
ということで、ここが赤くならないように、出力したのがこれ。
うん、大きい♪
ちなみに、出力したwavファイルを
この黄色で囲ったところにズルズルとひっぱっていけば、こんな風に表示されます。
waveファイルをこんな風に表示できることを、そもそもボクは知らなかったです。
さて、これだけでは何かよくわかんないので、これについては一度置いといて、次に進みます。
これに、適当にループ素材をくっつけてみます。
これもまた赤が出るギリギリのラインに調整して出力。
それがこちら。
音源が増えた分、元の曲の音量は小さくしてるので、単純比較はできないですね。
ただ、全ての音源の音量は、やや小さくなってる気がしませんか?
同じように赤になるかギリギリのところにしたのに。
これも同じように、wavファイルをズルズルと引っ張ってきましょう。
さっきのと比べると、明らかに違いますね。
黒い部分が細くなってますよね。
同じように赤が出るギリギリのところにしたのに、
黒い部分の太さが違う。
これが音圧。
黒い部分が太い方が音圧が高い。
けど、赤が出ないようにしたら、これ以上太くならない。
なぜなら、細い方が、魚の骨みたいに、とげとげしているから。
とげとげの先がすぐにひっかかって、これ以上大きくできないんですね。
音源が増えた結果、音が大きくなる時と、小さくなる時の差が大きくなる。
いくつもの音源が重なるところや、全然重ならないところが出てくるから。
ということで、基準を超えている大きいところ「だけ」を、超えないようにしたいわけです。
大きい部分を抑えるといえば、思い付くのがコンプ。
コンプを挿してみましょう。
ちなみにコンプについてはこちら♪
ちょっと大きくなった気が・・・
wavファイルを見てみましょう。
うん、大きくなってますね。
ただ、ちょっと音が悪くなったかな。
音圧をあげるためだけに、結構、がっつりとコンプをかけているので、
Ratioを20:1にしてるしなぁ。
さて、もう一つ、大きい部分を削ると言えば、リミッターってのもあります。
リミッターも、基準を超えたところを無理矢理抑えつける。
リミッターを挿して、ゲインを上げてみましょう。
やはり大きい。
リミッター、強力ですねぇ。
上げられるだけ上げてみましょう。
リミッターは絶対に超えさせないから、いくらでも上げられる。
かなり大きい、が、やっぱり音は悪くなる。
しかし、太いですねぇ。
さて、あともう一つ、マキシマイザーというのがあります。
うん、大きい。
もっと同じぐらいの太さにして、コンプ、リミッター、マキシマイザーの音の変化の仕方とかもちゃんと比べた方がいいんでしょうね。
まぁ、それぞれのプラグインについては、また紹介してきましょう♪
ということで、今回は音圧を視覚で見てみましょう、という話でした。
結局、音圧と音の劣化(?)、悪化(?)との兼ね合いがあるので、
太ければなんでもよいということではないです。
どれぐらいが適正かは、結局、自分で決めるしかないんですけどね。
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