今更ながら、INPUT、OUTPUT、MIXについて。
ボクがDTMを初めて、エフェクターというものの存在を知った。
が、エフェクターを調べてわからかったのが、INPUTゲインとか、OUTPUTゲインとか、MIXとか、DRY/WETとか、基本的な用語なんですよね。
今更ながら、まとめておこうかと。
まぁ、前にも、ちょっとまとめていたんだけど。
まず、エフェクターについて。
エフェクターってのは、簡単に言えば、工場なんです。
音を入れたら、何らかな加工をして、加工したものを出してくれるものです。
最初のころは、この工場内はほぼブラックボックスです。

こんな感じ。
エフェクターという工場で、加工されます。
この工場が、例えば、音量を上げるだけの場合もあれば、音を繰り返す場合もあったり、特定の周波数の音量を上げたり、下げたりしているわけです。
で、この工場にまず音を入れるわけです。
この、入れる前の音をINPUT(音)と言います。
日本語で、入力(音)とも言います。
このあたりはそのままですが、さらに、DRY(音)とも言います。
DRYというのは、一般的に「乾燥」しているという意味ですけど、つまりは、「素材」のことです。
で、工場で加工されて出てくるのが、OUTPUT(音)と言います。
日本語で、出力(音)とも言います。
さらに、DRY(音)に対して、加工後はWET(音)となります。
で、この工場は、INPUTの音の内容によって、当然、OUTPUTの音が変わります。
のですが、意外と影響が大きいのが、INPUTの音の音量なんですよね。
まったく同じ音であっても、INPUTの音量が変わると、OUTPUTの音が変わります。
ここでいう変わるは、INPUTの音量差分、OUTPUTの音量差が生まれる、ということではないのです。
例えば、歪みを生み出すエフェクターの場合、INPUTの音量が小さいときよりも、INPUTの音量が大きいときの方が、より歪みます。
これは、音量が上がるだけの話ではなく・・・
だから、エフェクターによって、INPUTゲインというつまみがあったりします。
これは、エフェクターに入れる音の音量を上げるためのものです。
で、エフェクターによっては、INPUTの音量が上がった分、OUTPUTの音量も上がる場合もあるので、OUTPUTゲインというつまみがあります。
だから、いろんなところにゲインというのがあるんですね。
さて、素材の音が工場を通過すると、加工品の音が出てきます。
ただ、加工品の音だけではなく、元の素材の音もほしい場合があります。
例えば、ディレイなどは、元の音のタイミングをずらして音を出します。
そうなると、加工品は、単純にタイミングがずれた音だけになるわけです。
けど、曲の中で、タイミングがずれた音を流したいわけじゃないんですよね、本当は。
となると、元の素材が欲しいわけです。
それを調整するのが、MIXというつまみです。
これも、仕組みとしては単純です。

工場で加工した加工品(WET音)を出す。
が、それとは別に、工場を通さない素材(DRY音)をそのまま出す。
これにより、DRY音とWET音がセットになって、出ていくわけです。
このDRY音とWET音の、どちらの音量を大きくするかの調整をするのが、MIXつまみです。
だから、MIXと表示せずに、DRY/WETと表示される場合もあります。
また、エフェクターによっては、DRYの音量とWETの音量を割合ではなく、個別で設定するフェーダーがついている場合もあります。
さらに言えば、INPUTゲインもOUTPUTゲインもMIXもないエフェクターもあります。
ということで、INPUTゲインやOUTPUTゲイン、MIXなどのつまみがある場合は、こういうことなんだ、と考えていただけたら、と思います。

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