148.『それが生きるってことだろ』

今回も「ことのは」スタートなんだけど、いつもと違う。

前の「ことのは/おといろ」を創ってから、またしばらく、何も浮かばない日々が続いたんです。
そういうときは、ブログの更新したり「インスト」創ったりしているわけです。
そうこうしてたら、ふと「ことのは」の種が浮かんだわけです。

ここまではいつも通り。

ただ、種が芽を出さず、何も続いてこない。
仕方がないので、今回は、前から創っていくことにする。
前奏を創って、Aメロに入る。
Aメロに入ると言っても、詞先のボクは「ことのは」なしにメロディが創れない。

しかし、「ことのは」は種の周りに落ちてなかったので、種に辿り着くように、「その場作詞作曲」を始める。

「ことのは」が十分に足りてない状態でのスタートは、いつものことだが、種しかない状態は初めてではないだろうか。

ということで、その場その場で「ことのは」を紡いでいった結果、完成した「ことのは」には、「ことのは」の種が入ってなかった(笑)

目的地だけを決めて、あとノープランで出発して、目的地にすら到着しないという(笑)
まぁ、完成すればなんでもいいんだけど。

そして、「ことのは」の種がなんだったのかは、恥ずかしい(?)ので、書かないことにします。

で、完成した「ことのは」は、特に何のひねりもなく、見たままですね。

構成的には、今回はちゃんと前奏があります。
間奏もあるけど、後奏はなかった。

ボクの「ことのは/おといろ」って、どこか抜けてるんじゃないかな・・・

今回は、前から創った結果、前奏があるんですね(笑)
で、前奏、A、B、サビまで完成して、悩んだんですね。
もう、これで完成でもいいかなぁ、と。

そもそも、ノープランだったし。

が、せっかくなので、何とか頑張って、2番へ突入。
間奏を挟んで、Aメロを創って、Bにいくといつものパターンだし、いっそサビにいくか、ということでサビ。
その後、もう一度間奏を挟もうかと思ったんだけど、とりあえず後に回して、Dメロ、サビ、最後は半音上げのいつものパターン。
まぁ、王道ですよね。

で、2番のサビの後の間奏を創るのを忘れたまま完成。

つまり、前奏、A、B、サビ、間奏、A、サビ、D、サビ、サビですね。

そして、アレンジ、ミックス、マスタリングに苦しめられる。
というか、アレンジって、どうやったんだっけ?となってしまって・・・

やっぱり、ボクは、音楽の感覚がなさすぎて、困っております。

基本、ボクは「ことのは」を創る人なんですよね、きっと。
「ことのは」を元に、メロディをつけて、メロディに合わせて、「ことのは」を修正して、みたいな感じ。
で、それが終わると、ボクの中で、概ね、終わりなんです。

だから、編曲がつらくて、つらくて・・・(笑)
たぶん、楽器が使えないからなんですよね。

しかも、今回は、ミックスもなんか、まったくできなくなってしまって、最終的には、諦めたんだが、なんか、何度調整しても、うまくいかんのですよ。
マスタリングして、書き出して聴いてみると、やっぱりおかしくって、もう一度ミックスして、書き出して、やっぱりおかしくって・・・の繰り返し。

そして、最終版もこれで合ってるんだか?

あとは、何かあったっけ?
そうそう、Bメロ。

まぁ、そんな大したことではないんだけど、同じメロディラインで、1つずつ上げていく、という形にしてみた。
転調ではなく、同じ調の中で上げていく感じですね。

それにしても、可不さんが大変なんですよね。
可不さんにBMP200の16分音符なんてやらしたらダメですよね。

そう考えると、やっぱりミクさんって、すごいんですよね。
全く問題なく歌ってくれる。

可不さんの魅力ってそこじゃないんですよね。
声質が好きで、来てもらったんだけど、可不さんの声質の良さって、もっとスローな時にでると思うんですよねぇ。

でも、来てもらった以上、なんとかがんばってもらうしかない。
だって、ボクの「ことのは/おといろ」がゆっくりになることは、たぶん、当分ないだろうし。

ということで、2分30秒(最近のボクの「ことのは/おといろ」の中では長い方の部類)ほど、時間をいただけたらと思います。
では、どうぞ♪

『それが生きるってことだろ』

うたごえ:初音ミク・可不
ことのは/おといろ:SSS

今日も今日とて
戦闘服に袖を通して
中身の無さを覆いつくして
360度 全方位に神経を張り巡らせて
誰からも後ろ指さされないように
ニコニコ笑顔を振りまきながら
溜まった胃の痛みを煙とともに吐き出す

相も変わらず
人に 好かれるために演じて
素の自分なんて見せられなくて
好きなことを好きとも言えないで
どうでもいいことに共感して
友だち100人できるかな、なんて
子どもの頃の呪いの言葉
大事な時間がくだらないことのために消費されていく

承認欲求満たすためだけに
どれだけの時間を使えばいいの?
自分の夢を叶えるためだけに
どれだけの時間を使えているの?
みんなに好かれるなんて幻想に
とらわれ続けて生きてきたけれど
その先に見える未来に
どれだけ価値があるのだろうか

自分らしく
ただ 自分らしく生きればいい
好きなものは好き
嫌いなものは嫌い
他人と違うのは当たり前で
他の誰でもない あなたがいてくれるならば
何処の誰に嫌われようと
ボクはボクとして生きていくことができる

自分らしく
ただ 自分らしく生きてくんだ
どんな夢だって自分の一部で
誰に何を言われる筋合いもなく
嘘をついたり 誤魔化したりせずに
自分の夢を胸にとどめて
ただ その為だけに時間を使えばいい
それが生きるってことだろ
それが生きるってことだろ

自分の中に何も無いこと
誰でもない自分が知ってて
何重にも増えていくペルソナ
どれがホントの自分かわからず
右を見ても左を見ても
才能と努力があふれてて
自己肯定感なんて欠片も
見つけられる気がしないんだ

何も着飾らないままで
好かれる要素は持ち合わせていなくて
重ねて重ねて玉ねぎのように
着ぶくれしていく

自分らしく
ただ 自分らしく生きればいい
後に何も残らなかったとしても
何かが変わるわけではないんだ
そんな奴が一人ぐらいいたところで
世界は受け止めてくれる
自信をもってやりたいをやればいい
そこから始まるんだ

限りある時間を何に使うか
限りある時間を誰に使うか
ただ それだけのことなんだ
ただ それだけのことなんだ

自分らしく 
ただ 自分らしく生きればいい
好きなものは好き
嫌いなものは嫌い
他人と違うのは当たり前で
他の誰でもない あなたがいてくれるならば
何処の誰に嫌われようと
ボクはボクとして生きていくことができる

自分らしく
ただ 自分らしく生きてくんだ
どんな夢だって自分の一部で
誰に何を言われる筋合いもなく
誰にだって好きなものがあって
誰にだって嫌いなものがあって
誰にだって大事な夢があって
誰にだって大切な人がいて
そんな当たり前のことを忘れず
自分の夢を胸にとどめて
そのためだけに時間を使えばいい
それが生きるってことだろ

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