PCが起動しなくなった。
原因は推測できなくもない。
前面のUSBポートが認識しなくなったので、PC内部に手をつっこんだからだろう。
電源は切っていたと思うが、もしかしたら、ついてたのか?
いずれにせよ、そんな雑な真似をしてはいけない。
その後、2台あるHDDの1台が認識しなくなり、OSも起動しなくなった。
Biosをアップデートしてみたり、いろいろいじってみたが、起動する気配がない。
仕方がないので、Windowsをクリーンインストールすることにする。
クリーンインストールに対する抵抗が減ってきた。
時間はかかるけど、まぁ、時間がかかるだけだ。
とりあえず、OSの入っているM2SSDのRaidを解除。
それぞれのM2SSDをClean all・・・したのが、まずかったらしい。
ここから、クリーンインストールを終えるまで、2週間近くかかった。
今までも、同じようにやっていたと思うんだけど、M2SSDをきれいにしてから、Raidを再構成して、Windowsをインストールしようとすると、途中で止まる。
インストールできない。
なぜ???
どうも、一部のM2SSDを認識しなくなっているらしい。
何度もRaidを解除、M2SSDをClean all、Raidを再構成、OSをインストールの繰り返し。
たまに、インストールができても、すぐに不具合が起きる。
どうもおかしい。
M2SSDを挿しなおしたり、場所を変えたりしてみる。
どうしようもないので、いったん、単体のM2SSDにOSをインストールしてみる。
ディスクをチェックするソフトで、チェックしてみる。
「正常」
・・・うーん、なぜだ。
しかも、思い出したように、たまに、認識しなくなる。
これは、何の故障だ?
こういうとき、自作PCというのは、困るんですよね。
修理するのはいいんだけど、どの部品が故障しているのかを判定するのが大変なんですよね。
現状、壊れている可能性として、M2SSD、マザーボード、CPU、電源が考えられる。
ストレージならまだしも、予備のマザーボードやCPUや電源なんて、そうそうあるわけもなく、確認が難しいんですよね。
故障なら故障で買う必要も出てくるのだが、壊れていないものを買ってしまったら、単なる無駄になるし。
可能な限り、原因を特定したい。
とにかく、購入以外のありとあらゆることを試していてわかったのは、どうもRaidに問題が起きているらしい。
危うく、M2SSDを購入するところだった。
いよいよ、マザーボードか、CPUか。
どちらも可能性は高いし、値段も高い。
いい加減、13世代をあきらめるということも検討する。
いっそ12世代に戻すか?
12世代・・・も高いじゃないか。
まぁ、そんなことを考えながら、いろいろ調べたり、試したりしていた。
で、出会ったのが、このページ。
RAIDの再構築は、Intel® Optane™ Memory and Storage Managementアプリでのみ行うことができます。UEFI BIOS UtilityでRAIDを再構築することはできません。
おや???
UEFI BIOSでRaidを再構築できない???
いや、これまでも、結構やってるぞ。
・・・まぁ、再構築ではなく、一回解除して、そのまま、また同じRaid状態に戻していただけなんだけど。
とりあえず、試してみるか。
一旦、HDDにOSを入れてみる。
ちなみに、認識しなくなったHDDはいつの間にか、認識するようになっていた。
線が抜けかけていたとかなのかな?
HDDにWindowsをインストール。
Windowsを起動。
Intel® Optane™ Memory and Storage Managementをインストール。
M2SSDのRaidを設定。
M2SSDにWindowsをインストール・・・
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・できるじゃないか。
しばらく、触ってみる。
問題なさそう・・・たぶん。
で、HDDを改めてきれいにして、終了。
長かった。
これまでで一番長い闘いであった。
起動したのはよいが、今から、色々とインストールして、設定して、アクティベートして、が待っている。
まぁ、壊れてもいないパーツを購入しなかっただけマシですね。
ということで、Raid・・・恐ろしい。
Raidを組まなければ、問題なくインストールできそうだったので、Raidを諦めようかとも思ったんだけど、やっぱり容量面がなぁ。
DTM関係のソフトを、Cドライブ以外に入れるのも検討したが、やっぱり面倒なんですよね。
これまでの経験上、不具合も多いし。
いっそ、さらに大容量のM2SSDを購入し、単体で使用することも考えたが・・・それもまた高額。
とりあえず、直ったので、よいことにしよう。
(追記)
が、やっぱり、直ってなかったようだ。
いよいよ、パーツの購入か・・・と思いながら、さらに調べる。
とにかく13世代の不具合が、いっぱいネットで表示される。
で、ASUSがその不具合を解消するため、BIOSを更新したらしい。
いや、BIOS、最新版に更新したけど・・・と思って、さらに見ていたら、最新BIOSには、Intel Baseline Profileというのが追加されていたらしい。
簡単に言えば、性能を落として、安定性を確保しようというもの。
性能を落として、というより、自動的にオーバークロックをして、CPUの性能をフルに引き出そうとする設定をやめるという感じ。
前にも書いたと思うんだけど、ボクはオーバークロックをしたいわけではない。
とはいえ、オーバークロック対応のCPUの方が性能が良いだろうというだけの判断なんですよね。
さっそく、Intel Baseline Profileというのを選んでみる。
Intel Baseline Profileというのを選択するだけで、いくつかの設定が自動で変更されるみたいです。
どうも、これ、成功っぽいです。
その後、PCを順次復旧しているんだけど、今のところ、安定している。
これまで、復旧している途中で、どうも動きがおかしいな、という感じだったんですけど、今のところ、そんな感じがしない。
これで終わってくれるといいんだけど・・・
一応、ノートPCがあるので、それを代替に使っていたんだけど、やっぱり、ノートでは全く何も進まない。
性能的な問題もあるが、ボクは、一画面のノートPCで、四画面デスクトップの代替は無理っぽいし。
(さらに追記)
結局7割ぐらい修復した時点でおかしくなってしまう。
さすがに諦めかける。
何十回とcleanしたり、clean allしたり、インストールしたり、の繰り返し。
これでダメなら、m2ssdをデータ用に変えて、SSDでOSを動かそうかと思ってたら、なんかインストールできそうな感じ。
結局、何がよかったのか、わからない。
ただ、今までクリーンインストールするために、一度、raidを解除して、1つずつclean allしてたんだけど、raidを組んだままの状態でclean allした方が良い感じがする、ということがわかった。
1つずつの方が丁寧で良いかと思ってたんだけど、思い込みだったのかもしれない。
とはいえ、raidを組んだままのclean allだって、何回もやって、ダメだったんだけどね。
それでも、組んだままの方が、インストールできる確率は高かったしなぁ。
もしかしたらclean allを複数回行うことも重要なのかもしれない。
確実に劣化しただろうけど。
とりあえず、金を貯めよう、うん。
(さらにさらに追記)
やっぱり、どうもダメっぽい。
起動時に、abnormal status reported by rapid storage technology UEFI Driverと表示される。
つまりは、raidがおかしいってことなんだけど。
ストレージが壊れているのかなぁ、とも思うんだけど、Biosではraidはnormalの表示だし、CrystalDiskInfoでも全部「正常」。
でもインテル® Optane™メモリー・ストレージ・マネジメント・アプリケーションでは、ストレージが「危険」と出てる。
ブルースクリーンも繰り返し出てくる。
が、Studio Oneは問題なく使用できている。
負荷が高くなると、ダメっぽい感じもするんだけど・・・
ということで、パーツを交換しようにも、結局、何を交換すればいいのかがわからないために、躊躇している。
ストレージを買ってみようかとも思わなくもないんだけど、ストレージを買って、効果がなかったら、泣くし・・・
そんな状態ながら、ノートPCでつくっていたブログの検証用のショートを完成させてアップした。
・・・もう少し、もう少しがんばってみようかなぁ。
(さらにさらにさらに追記)
結局、何をどうしてもダメになって、ストレージを交換したら、全て解消した。
しかも、Intel Baseline Profileは適用してもない。
で、OSを入れていたストレージをデータ用として、改めてraidを組んでみたが、やはり問題はなさそう。
raidとOSという組み合わせは気をつけないといけないんだと思われる。
まぁ、変にいじらなければ、問題ないんだろうけど
その9につづく
その7はこちら
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