356.有料プラグイン Futurephonic社のRhythmizer2.1を使ってみよう♪ ~ランダムリズム作成~

公式のページには、The power of randomと書かれています。
ランダムの力。

たしかに、使ってみると、ランダムの力を痛感します。
作曲とはなんでしょうかねぇ。

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

インストールファイルでインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

事前設定

設定がやや面倒なんですよね、これ。
そもそも、このプラグインはエフェクターではなく、音源プラグインになっています。
設定方法ですが、Studio Oneで解説します。

今回はSerumを使ってみましょう。

Serum(上)とRhythmizer(下)を立ち上げる。
Serumの入力(デフォルトでは「すべての入力」となっています)をRhythmizerにします。

で、Rhythmizerの方に一本の長ーいMIDIノートを設定。
今回は、C2にしています。

これで準備完了。
使うときは、Serumのトラックを選択した状態で、Rhythmizerを立ち上げるないと、音が出ない。
・・・難しい。

とりあえず、この状態で再生してみましょう。
メトロノーム代わりに、四つ打ちのキックを入れておきましょう。

動画の最初がSerumのそのままの音です。
後半がRhythmizerを使った場合の音です。
元の音が16分で刻まれていますね。

つまりは、そういうプラグインです。

このままでもよいのですが、この状態で、再生ではなく、録音をします。

そう、録音をすると、ただ、刻むだけではなく、ちゃんとMIDIを作成してくれるんですね。
こうやって、MIDIを作成して、そのまま使ってもよいですし、そこから調整してもよいわけです。

リズムの刻み方

先ほど、16分で刻んでいましたが、1/16と表示されている部分を変更することで、2分や8分に変えられます。
また、TRIPにすると3連符、DOTにすると付点ですね。
SHUFFLEはシャッフルで、数字を変更することで、シャッフルの雰囲気も変わります。

全然、このプラグインの本質じゃないのに、すでに楽しい(笑)

別の刻みを加える

ずっと16分や8分で刻み続けても面白くない。
いや、結構面白かったですけど。

ということで、他の長さも加えてみましょう。

GROOVEの下に1/8、1/4、1/2と表示されていて、PROBと書かれています。
ここが全て0になっているので、ここを上げていきましょう。

動画で見たらわかるように、数値が大きくなると、その長さの頻出度合が高くなるわけです。
PROBはたぶんPROBABILITY(確率)なんだろうと思います。

いよいよ、RHYTHMIZERらしくなってきました。

DENSITY・SHIFT

DENSITYは、先ほどのPROBと同じ役割です。
PROBは1/8や1/4の頻出度合を設定しましたが、DENSITYはそもそもの音の頻出度合です。
ちなみに、DENSITYは密度という意味らしいですね。

SHIFTはピッチです。
聴いた方が早いですね。

オクターブ上を加える


ずっと同じ音でリズムを刻んでもよいですが、他のピッチもほしいですよね。

ということで、オクターブ上の音を加えてみましょう。
STEPSがどれだけ上の音を加えるか。
PROBがオクターブ上の音をどれだけ入れるか、です。

楽しくなってきましたねぇ。

オクターブの並べ方

上向き三角と下向き三角と六角形。
下にある、右三角と両三角は、六角形を選択したときだけ出てきます。

オクターブの並べ方のボタンです。
並べ方ってなんだ?という話ですが、これはMIDIノートで見る方が理解しやすいかと思います。

上向き三角は、オクターブが上がっていく方向。
下向き三角は、オクターブが下がっていく方向。
六角形の右三角が上下ランダム。
六角形の両三角で、初めてオクターブ下が出てきましたね。

ということで、音で聞くと、こんな感じ。

オクターブ以外の音

オクターブ以外の音も大丈夫です。
そう、OCTAVEと表示されているからオクターブですね。
ここ、変更ができます。

たぶん、38種類。

ピッチベンド


MIDIのピッチを変更するのではなく、ピッチベンドをLFOで動かすこともできます。

SCALEをBENDに変更。
SINEと表示されているのがLFOのカーブ。
RATEはLFOの速度。
OFFSSETはピッチベンドのカーブを上にあげたり、下げたりできます。

PROBはピッチベンドの変更の現れる頻度。
AMOUNTはピッチベンドの上下の幅。

SYNCをONにすると、RATEがDAWのBPMに同期します。
RTRGはリトリガーで、MIDIのスタートに合わせてLFOがリスタートします。

GATE

ゲートですが、MIDIノートの長さと考えたらよいかと思います。
GATEの数値が小さくなると、MIDIノートの長さが短くなる。

RNDMはランダムで、GATEを基準にランダムに数値が設定されます。

LFOをクリックすると、LFOで動かすことができます。
設定は、ピッチベンドのLFOと同じ感じです。

BYPASS 1/8は8分音符よりも長くなると、ゲートが適用されなくなります。
BYPASSは1/8、1/4、1/2、Offから選択できます。

VELO

ベロシティですね。
設定はGATEと同じです。

ということで、ベロシティによって音が変化するように、元の音を作り変えて、聴いてみましょう。

LOOP


LOOPは、直前に作った音、4小節分(たぶん)をループします。
1→(実際には横向き三角)1とありますが、これは、1小節の中で1回ループするということです。
つまり、4小節分の最初の1小節分ですね。

4→1だと、4小節の中で1回ループなので、作った4小節ですね。

8→1だと、8小節の中で1回ループなんだけど、4小節しか記録されていないので、4小節は音が出ません。
実は、8→1だと4小節分、無音になるから、4小節分しか記録されていないんだろうなぁと想像してみただけです。

このプラグイン、マニュアルがなくて、実は、正確かどうかよくわからないんですよ。

まとめ

かなり多くの機能があるのが、よくわかりました。
よくわかりましたが、たぶん、もっとシンプルに使った方がよいのではないかというのが正直なところ。

最初の方のリズムをつくる機能だけで、このプラグインは価値があるのではないかと思います。

価格

【定価】
25ユーロ

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2023年8月 16.25ユーロ(本家さま)

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