323.有料プラグイン iZotope社のNeutron4 Exciterを使ってみよう♪ ~エキサイター~

さて、Neutron4のエキサイターでございます。
ちなみに、マニュアルを見ると、Unmaskは新規、Neutron4、Compressor、Exciterが改善された、とあるので、Neutron4の紹介はこれで終わりですね。

さて、エキサイターという名前ですが、まぁ、歪みですね。
Neutron3に比べ、Trashという種類が増えています。
このTrashは、プラグインのTrash2からきているらしいです。

正直、えぐいです。
前回でかけたら、聴けない。

よほど特殊なねらいが無い限り、Trashの方、いらなかったんじゃない?(笑)

まぁ、実際に見ていきましょう。

基本情報

ダウンロードはこちら。

インストール方法

iZotope Product Portalというソフトからインストール

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

プリエンファシスモード

本題の歪みの前の下処理。
あらかじめ(プリ)、強調(エンファンシス)するモードらしいです。
Full、Defined、Clearの3種類があります。

Full

Defined

Clear

縦軸を大きめにとっているので、すごく変化しているように見えますが、±1dBぐらいですね。
しかも、このモードはきることができないので、挿しただけで、歪みの設定と関係なく、音が変わります。

歪みの種類

Classic

Retro、Tape、Tuve、Warmの4種類。

Trash

Overdrive、Scream、Clipper、Scratchの4種類。

言葉で説明しても難しいので、動画で見てみましょう。
このプラグインの下に、スペクトラムアナライザーがついているので、確認していきましょう。
音は出ません。

Trashモードの方はどぎつい感じがわかりますね。
XYパッドになっているので、それぞれをブレンドすることができます。

Drive・Mix

大きいつまみがドライブで、歪みの量。
MixはDryとWetの割合ですね。

ということで、実際に音を出しながら確認しましょう。

Trash側は、やっぱりMixを下げないと大変な状態になりますね。

マルチバンド・Learn


Neutron4のプラグインなので、3バンドまで分けることができます。

バンドを設定した状態でLearnをクリックすることで、自動でよき感じのバンド分けをしてくれます。

Tone

歪みを低域、高域のどちらに強めにかけるかですね。
左(マイナス)にすると低音、右(プラス)にすると高音の歪みが強くなります。

ポストフィルター

ハイシェルフフィルターがついています。
このフィルターはWET信号のみに適用されるそうなので、Mix100%だと単純にフィルターがかかってしまいます。

Tame

ONにすると、もとの信号の強弱に関わらず歪みが加わるようになるそうです。
元の信号のに強弱がある場合、入力が大きくなると歪みが大きく、小さくなると歪みが小さくなるので、それを防ぐためのようですね。

実際には、こんなマスターでかけるのではなく、各トラックに挿すものだとは思うのですが、まぁ、わかりやすいでしょう。

ということで、Neutron4終了。

価格

価格は、Neutron4の方でご確認を。     

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