130.『ふりふり』

あぁ、当初の想定と全く違うものができた。

そもそも、テーマが別だった。
いつものように、とある言葉が思い浮かんだので、そこからスタートした。

で、今回は、前奏から創り始めた。
ボクにしては珍しい。

何度も書くけど、ボクは詞先なわけなんです。
まぁ、正確には詞先とは言わないのかもしれないけど。

「ことのは」の断片みたいないのをいくつか集めてから創り始める。
だから、詞先と言いながら、「ことのは」が出来上がっていて、そこに音をつけるということでもない。

1割か2割ぐらいからスタートして、あとは、「ことのは」に音をつけながら、新たに「ことのは」をつけていく、という感じ。

とは言え、だいたい「ことのは」→「メロ」→「編曲」→「メロ」→「ことのは」などを、うろうろしながら、ある程度できあがってから、前奏と間奏と後奏をどうしようかなぁってなる。

たぶん、通常の順番ではないのだろう。
そもそも、最近は曲先が多いらしいですし。

だから、前奏から創り始めたのは珍しい方。
何となく、曲を創りたくなったんですよね。

まぁ、前奏とか創りながら、「ことのは」を考えていた。
ある程度、前奏に飽きて、どうせならAメロからいくか、と。

で、最初に書いた通り、とある言葉が思い浮かんだので、それをサビに持っていく予定だった。
だいたい、サビの「ことのは」があって、じゃあ、Aメロはこんな「ことのは」、Bメロはこんな「ことのは」ぐらいは考える。
もちろん、思い浮かんだ「ことのは」によって、Aメロスタートの場合もあるんだけど。

全部、断片だから、Aメロを考える。
ふむふむ、こんな感じか。

Bメロは「見て見ぬふりふり」が思い浮かんでいた。
うん、「ふりふり」ってかわいいんじゃないか。

が、Aメロを創っている段階で危惧はしていたんだよね。
サビのテーマにつながる気がしない。

もう、「ふりふり」をサビにしよう。
Aメロ、サビ、Aメロ、サビの展開だ。

・・・いや、何か、展開していく気がしねぇ。
しかも、気乗りがしねぇ。

ということで、Aメロ、サビで終わった(涙)

本来のサビで使う予定だった「ことのは」はもう少し練ってから、別の形で出すとしよう。

さて、「ことのは」は、「ふりふり」したかっただけ。
特筆することがない。

ちょっと、ボクの「ことのは」は、もう尽きてきたのではないだろうかと不安になる。

メロディも特に、特筆することがないかなぁ。
Aメロ最初の「いつも」とか、「俺が」の「お」がちょっと前倒しで入っていることでしょうか。
「いつも」の方はまぁよくやるんだけど、「お」の方は、あまりなかった気がしなくもない。

というのも、初心者だからか、ボクの性格からか、何となく小節の頭から入る癖があるんですよね。
最近、それだけだと駄目かなぁ、と意図的に、小節の頭からずらすこともあるんです。

が、「いつも」という言葉を、まるまる小節の頭からずらすことはよくするんですけど、「俺」の「お」だけをずらすってのは、あまりしてなかった気がする。
してたかもしれないけど。

そんなもんかなぁ。
あとは、「ふりふり」が気に入ったので、前奏でも「ふりふり」させたぐらい(笑)

「おといろ」の方は、珍しくギターの音が入ってたりする。
ギターって、どうもダメで、そもそもギターが弾けないボクは、なんとなく、使えないんですよね。
まぁ、そもそも、ギター好きでもないので、あまりギターを使っていないんですが、ギターの代わりになる音ってのもないんですよね。

で、何かよいものが無いかなとずっと思って、これまでもいくつか候補があったのですが、買わずにきたわけです。
なんですけど、UJAMさんが半額セールやってるので、試しに導入してみました。

まだまだ使いこなせないですけど。

あとは、ミックスをもう少し真面目にしてみようかな、と、色々いじりまわした結果、
やっぱよくわかんねぇなぁ、というのが正直なところ。

そうそう、今、ブログでコードのことをまとめているので、こちらも、色々いじりまわしてみました。
ブログでまとめてるくせに、結局、今回の曲のコード進行がなにか、よくわかっていない(笑)

ドミナントからサブドミナントは、あまりよろしくないとか書いたけど、今回、そうなっていないかどうかというと、わかんないし。

そもそも、転回してしまうと、どれが第3音か、どれが第7音かわかりゃしない。
まぁ、だからと言って、曲が創れないということでもないという証明にはなるかもしれません。

色々調べて、ブログでまとめてはいるけど、そして、できるだけ間違いがないように気をつけているけれども、
じゃぁ、理論やプラグインなどを使いこなせてるかというと、当然、そんなわけがなく・・・

ということで、今回の「ことのは/おといろ」のテーマは「ふりふり」です。
よろしければ、一緒に「ふりふり」してやってくださいな。

『ふりふり』

うたごえ:初音ミク
ことのは/おといろ:SSS

いつも偉そうにしてるあいつは
大事なときにいなくなるんだ
どれほど あなたが偉いのか
知らないけど 役に立たない

俺がいるから大丈夫なんて
宣っておられるけど
肝心な時に逃げ出してるじゃないか

何もない平和な時は
あいつが あれこれと
細かいところまで口出しして
すぐ過去の栄光ばかり何度も語り出して

俺が若い頃はこうだったなんて
おっしゃられるけど
何度も聞かされ耳にタコができてるんだ

見て見ぬ ふりふり
やってる ふりふり
できてる ふりふり
言い訳ばっかり

見て見ぬ ふりふり
やってる ふりふり
仕事も  ふりふり
役にも立たない

見て見ぬ ふりふり
やってる ふりふり
がんばる ふりふり
無意味なおしゃべり

見て見ぬ ふりふり
やってる ふりふり
しっぽも ふりふり
お前の存在価値はなんだ

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