152.有料プラグイン SPECTRASONICS社のSTYLUS RMXを使ってみよう♪ ~リアルタイムグルーヴモジュール~

みんな大好き、超有名なプラグイン・・・らしいですよ。
2004年に発売ということなので、もう、いつの話なんだ?みたいなプラグインなんだけど、未だに人気。
20年近く前に、すでに完成されたプラグインだったのでしょうね。
すごいね。

リアルタイムグルーヴモジュールというのは、プラグインを立ち上げた時に、表示されているもの。
簡単に言えばループを扱うプラグインでしょうか。
ドラムやパーカッションなどが多いですが、ギターが入っていたり、FX的なものが入っていたりで、ドラム音源というとちょっと違う感じです。

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

とりあえずループ選び。

上と下のどちらでもよいのでクリック。

上の段が大きなカテゴリ、下の段が小さなカテゴリとなっております。
カテゴリを選ぶと、右側のSuitesというところにずらりとループが並びます。

前についている数字はBPM。
もちろん、DAWのBPMに合わせてくれるので、目安ですね。

さて、とりあえず、Suitesからループを選ぶと、Elementsというところに、さらに、そのループのいくつかの種類が並びます。
今の画像の場合、Combo a、Combo b、Combo cとあるのは、パターンA、パターンB、みたいなやつですね。
さらに、Kickとかありますが、これは、このループのうちのキックだけのループ。

それぞれのループで、このような要素ごとのループも選べるようになっています。
必ずしも、いくつかのパターンがある、とか、キックのみがある、というわけではなく、そこはループごとに変わります。

ということで、音を聴いてみましょう。

と、まぁ、大量のループが入っている。

ちなみに、ループは8つまで重ねることができます。

この下の部分の数字をクリックして音を選ぶか


MIXERをクリックして、ここでループを選ぶか。

左側に「OUT A」の表示がありますが、これでループごとに、パラアウトできます。

重ねるとこんな感じになります。

パラアウトの上のMとSがありますが、これはもちろん、ミュートとソロになります。
8つ全部重ねるのではなく、例えばAメロで1と2を、Bメロでは3を、サビでは4と5と6を使うという使い方もありますね。
その場合、オートメーションで、ミュートかソロのどちらかを、ON、OFFするとよいですね。

STYLUS RMXは拡張音源もたくさん販売されていたりします。
拡張音源の保存場所は、インストールのときに特に設定を変えていなければ、

c/ProgramDate/Spectrasonics/SAGE/SAGE Libraries/User Libraries

のようです。

購入した拡張音源が入っているフォルダごと、このUser Librariesに保存すると、本体のUser Librariesに表示されるようになるみたいです。
ちなみに、ProgramDateのフォルダは隠しファイルになっているようなので、隠しファイルを表示するように設定しないといけません。

この大量のループだけでもすごいんだけども、それだけであれば、ループ集ですね。
単なるループ集ではなく、ループをさらに、色々と設定ができるのが、このプラグインのすごいところです。

まずは、先ほどのループを選ぶ画面。

ここにSPEEDがあり、HALFとDOUBLEがあります。
字の通りで、半分にする、倍にするのですが、それが3段階まで調整可能。

さらに、MIDIの書き出しも可能。

この水色の部分をひっぱっていくと、MIDIに変換できます。

MIDIノートがこれ。

なんだこれ?ってなりますよね。
つまり、キーではないんですよね。


こんな風に、キックとスネアとハイハットと・・・と分かれているMIDIもあります。

で、なんだこれ?っていうMIDIですが、MIDIはMIDIですので、こんなことができます。


そう、ループを作りなおせます。

これだけでも、すごくないですか。

EDIT画面。
単純なものから。

LEVEL:音量 
PAN:パン
PITCH(CHOARSE):半音ずつのピッチ調整
PITCH(FINE):半音より細かいピッチ調整
MASTER FILTER(TONE):左にするとローパス、右にするとハイパスフィルター
MASTER FILTER(EMPH):フィルターのQ。右にするとフィルターの幅が狭まる。
REVERSE:音を反転させる
SAMPLE START:波形の開始点。・・・らしいのだが、ちょっと動かだけで、音量が小さくなるので、この調整はいるのか?と思ふ。

複雑な方。
POWER FILTER。

デュアルフィルターらしいのだが、デュアルフィルターがそもそもわからない。
フィルターが2つあるというのはわかるけど、わかれば修正するとして・・・

ローパス(ハイカット)、バンドパス(ローとハイをカット)、ハイパス(ローカット)フィルターの3種類。
24dbというのがありますが、押さなければ、フィルターのカーブが12db(緩やか)、押したら24db(急)。
CUTOFF:カットする周波数の調整
RES:レゾナンス。カットオフ周辺の持ち上げる度合の調整。
WIDHT:2つのフィルターのカットオフ周波数分離の量を制御する、らしいのだが、2つのフィルターがどんな感じで使われているかわからないので、これ以上の説明ができない。
DRIVE:歪みの量
GAIN:フィルターの出力音量。

ENBELOPES。

いわゆるADSRと言いたいところですが、AHDR、サステインがなくなって、ホールドが入っていますね。
アタック、ホールド、ディケイ、リリースです。
これはフィルターと違って、AMP、FILTER、PITCHのどれかを選ぶのではなく、それぞれの設定ができます。

VELOは、MIDIノートデータに対するベロシティ感度。
MIDIノートのベロシティを調整したときのものですね。
あとで書きますが、このプラグインはMIDIに打ち出すことができます。

DEPTHは、AMPはボリュームシェーピングの量、FILTERは周波数整形の量、PITCHはピッチシェーピングの量の調整。
そして、その下のライトは青が正の変調、黄色が負の変調。

LFOS。

LFOですね。
AMP:音量
FILTER:CUTOFF
PAN:パン
RATE:LFOの速さ
DEPTH:かかり具合(青は正、黄色は負)
SYNC:RATEをDAWに合わせる
RETRIG:小節の開始時にLFO波形を再開

FX。

エフェクターですね。
エフェクターの数もすごい。
INSERTS、AUX1~4、MASTERにそれぞれ3つずつエフェクターをつけられる。
AUXにエフェクターをかける場合は、MIXERでAUXの音量を上げないとダメですけど。

CHAOS。

まさにカオス。
ここで、ループを進化させられる。
そして、ここは、説明が必要がないぐらい、書いている通りかと。
とは言え、一応、まとめておく。

PATTERN:ループの並び替えの頻度。一番上まであげると、まさにカオスに。
REPEAT:ループが部分的に繰り返される。上にあげると、繰り返しの頻度が多くなる。
REVERSE:ループが部分的にリバースされる。これも、上にあげると、リバースされ
る頻度が多くなります。

TIMING:リズムのタイミングをずらす頻度。上にあげると、ずれる頻度が高くなる。
RANGE:TIMINGで、タイミングをずらすときのずらす幅、範囲。
RUSH/DRAG:左に回すとタイミングのずれが前へ、右に回すと後ろへ。真ん中だとど
ちらにもずれる。

PITCH:ピッチの変わる頻度。
RANGR:ピッチの変わる範囲。
DOWN/UP:左に回すと下方向、右に回すと上方向へのピッチ変更。真ん中だとどちら
にも変わる。

DYNAMICS:音量の変わる頻度。
RANGE:音量の変わる範囲。
SOFT/LOUD:左に回すと小さい方向へ、右に回すと大きい方向へ変わる。真ん中だと
どちらにも変わる。

BUZZ:バズの頻度。歪み系。横の小さなボタンを押すと音量が下がる。
TIME:バズの時間に関する調整だが、結果的には、左に回すとピッチが低く、右に回
すとピッチが高くなる。BUZZの仕組み的にそうらしい。
TIME RANGE:実際にはRANGEとしか表示されていないけど、TIMEの下のやつ。ピッチ
の幅。
SPEED:バズの速度。
SPEED RANGE:こちらも実際にはRANGEとしか表示されていないが、SPEEDの下のやつ。
バズの速度の幅。

大切なことは、使う時は、電源を入れるということ。

TIME。

これもまた、ループを進化させられる。
名前の通り、タイムに関係する変更。
タイミングや拍子などを変えることができる。

HALFとDOUBLEは最初に説明したものと同じ。

TIME SHIFT
 COARSEとFINEでリズムのタイミングをずらす。
 CHAOSのTIMINGと違い、全体をぴったりとずらす。
 FINEの方が細かい調整。

GROOVE LOCK
 プリセットあり。
 真ん中のスライダーで、グリッドポイントを固めたり、離したりする。
 SWINGはスイング。
 SIMPLIFYは簡略化で、音を減らしていく感じ。

PATERN MODIFY
 METERで拍子を変える。
 ループなのに拍子が変えられる。
 VARIATIONは、いくつかのバリエーションが用意されているので、選択できる。

ちなみに、上下に線が並んでいますが、上の線が本来のタイミングの位置。
下が変更したあとのタイミングの位置になります。

MIXER。

ミキサーは何度か出てきたので、もう説明もいらないのですが、1つだけ。
上の「KIT」の部分。
これまでは「MULTI」になっていたのですが、「KIT」にすると、キックやスネアを選ぶことができます。
つまり、いわゆるドラムキットになるわけです。
パラアウトもできます。

たぶん、まだ足りていない部分もあるのでしょうが、ざっとこんなものでしょうか。
これは、なかなか遊び応えのあるプラグインだと思います。

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