74.有料プラグイン AIR Music Tecnology社のThe Riserを使ってみよう♪ ~ライザー用シンセサイザー~

久しぶりに面白いプラグインを見つけた。
そうきたか!みたいな感じの。

シンセサイザーと書いたんですが、シンセサイザーで合ってるのかなぁ。
このプラグイン、何かと言うと、一応、楽器になるんだとおもうんですが、ライザーをつくるためだけの楽器です。
ライザーってのは、ボクはよく使うんだけど、使わない人にとっては必要のない音でしょうか。
詳しくは後で。

基本情報

ダウンロードはこちら。

見た目はこんな感じ。

わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。

プリセット

さて、ライザーってどんなのか、とりあえずプリセットで確認しましょう。

こんなやつです。
だんだん、盛り上げていくために使ったりするわけです。

で、これまでボクは、いろんなところの音源をとってきて、使っていたんですけど、そのライザーそのものをつくるためのシンセサイザー。
ちなみに、プリセットだけでも300あるらしいので、自分で作らなくてもいいですが。

何度も書きますが、プラグインって、理解できないぐらいのセールをやっていたりします。
これも、投げ売りみたいな感じの価格で売られていました。
投げ売りみたいなものって、それが正規の値段なのでは?と思えるようなものもありますが、これは、なかなか価値があるものだと思います。
まぁ、先ほども書きましたが、要らない人は要らないでしょうけど。

SWEEP・NOISE・CHORD

では、音のつくり方。

音としてはSweep、Noise、Chordの3種類。
どんな音か、確認してみましょう。
とにかく、色々な設定をなしにした状態の音。

SWEEP(7種類)。

NOISE(1種類)。

CHORD(7種類)。

元になる音はシンプルですね。
この3つを重ねて、音を決める。
見ていてわかったかもしれませんが、一番右にあるLEVELがそれぞれの音量になっているので、ここで3つの音のバランスをとります。

これだけでは、ライザーにならないです。
ということで、
SWEEPはVOLUME、FREQUENCY、OSC SHAPE
NOISEはVOLUME、SHAPE、PITCH
CHORDはOSC SHAPE、BRIGHTNESS、OCTAVE、CHORD TYPE、PITCH MODE
を設定することでライザーになっていきます。

基本的には、右上がりにするとライザー的になります。
また、線も直線から曲線に変更できます。

フィルター

次にフィルター。

各音源のLEVELの下に、FILTERというのがあります。
これをクリックすると、フィルターがかかります。

CUTOFF、RESONANCE、DISTORTIONの3種類を設定。
RESONANCEは23種類のモードから選ぶ。
DISTORTIONは5種類のモードから選べます。

アンプ

VOLUME(音量)とPANNING(パン:左右)を設定できます。
段々大きくなったり、左から右に音が出たりの調整ですね。

パンパ―

一定に鳴らすのではなく、キックの4つ打ちみたいな感じにできます。

どちらかというと、長めの方が効果的ですね。

エフェクト

DELAYとREVERB。
EFFECT MIXの部分でかかり具合。
LOW CUTもありますね。

LFO

AのRATEはHz、BのRATEはDAWのテンポに合わせたものです。
各パラメーターの下にAとBがありますので、どちらかを選ぶと、このLFOが割り当てられます。
+と-は、LFOの影響の度合い。

ディケイとマスター


DECAYはLEVEL、FILTER、PITCH。
MASTERはWIDTHとVOL。
まぁ、そのままですね。

細かい設定

そうそう、忘れていました。

左から、ランダム設定、INVERTは設定がそのままで右から左に進む、SWAPは左右反転。

最後に、長さですね。
これは、MIDIノート、あるいはキーボードで決めます。
A0~B0 16小節。
C1~B1が8小節。
C2~B2が4小節。
C3~B3が2小節。
C4~B4が1小節。
C5~B5が1/2。
C6~B6が1/4。
C7~B7が1/8。
C8が1/16。

最初、これがわかってなかったので、困った。
てっきり、どっかで設定するのかと思ってた。

希望を言えば、LFOの動きがわかると嬉しいなぁと思います。
あとは、PUMPERを徐々に変更したいなぁ。
オートメーションをかくしかないんだろうなぁ。

ということで、ライザー専用シンセでした。
ライザーを自分で作ってみたいという人には、なかなか良いかもしれません。

価格

【定価】
12487円

【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2021年6月 AIR Essential Synths Pack(LoomⅡ、Vacuum Pro、The Riserのバンドル) 7.18ポンド
2021年8月 10ドル
2021年11月 14.99ドル
2022年12月 11ドル
2023年5月 29ドル
2023年10月 AIR Essential Synths Pack(LoomⅡ、Vacuum Pro、The Riserのバンドル) 10.99ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2023年11月 10.99ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2023年11月 AIR Essential Synths Pack(LoomⅡ、Vacuum Pro、The Riserのバンドル) 10.99ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年2月 AIR Essential Synths Pack(LoomⅡ、Vacuum Pro、The Riserのバンドル) 10.99ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)

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