前回、iZOTOPE社のVocal Doublerを紹介しました。
ということで、今回はWAVES社のDoublerを紹介してみよう。
基本情報
ダウンロードはこちら。
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
基本的な設定
ちなみに、Doublerを購入すると、Doubler2とDoubler4がセットで入っています。
2の方はオリジナルにさらに2つ重ねる。
4の方はオリジナルにさらに4つ重ねる。
それぞれ、オリジナルも含めてミュートにできるので、1つから5つまで音が出せます。
上の画像はDoubler2の方ですね。
パッと見た感じでわかるかもしれませんが、調整できるところがとってもたくさんある。
一つ一つ調整してどうなるかをみていきたいところですが、多すぎて無理。
ということで、プリセットを順番に聴いてみましょう。
今回も前回同様、ボクの最新の「ことのは/おといろ」を使うのですが、
プリセットが多すぎて、元のスピードでは紹介できるプリセットが少なくなるので、
スピードを落として流します。
まずはDoubler2。
次にDoubler4。
そして、このDoublerは、さらにMono、Stereo、Mono/Stereoがあります。
Mono、Stereoはそれぞれモノ音源、ステレオ音源に使います。
Mono/Stereoはモノ音源に挿すと、ステレオ音源に変わります。
さて、ミクさんをモノ音源で出力して、Doubler4 Monoを挿してみましょう。
Monoになると、広がりがないので、単純に厚くなっていく感じになりますね。
プリセットによって音量がすごくなったりするので、これだけはLimiterを挿しました。
さて、このプラグインですが、音を聴くのもよいのですが、画面を見ると、また理解しやすいです。
一番左側の枠が、音の位置ですね。
黒くなっているま丸は、ミュートになっています。
真ん中の画像は、オリジナル(白)が黒くなっているので、オリジナルの音が出ていない状態ですね。
真ん中の枠は、横軸がDelay(発音のタイミング)、縦軸がDetune(ピッチ)。
右にいけばいくほど「やまびこ」になって、上にいけばいくほど音が高くなる。
右の枠は、オリジナルの音と追加した音の音量のバランスでしょうか。
この枠の中の丸を動かすか、下の数字を動かすかで、効果が変えられます。
ということで、Vocal Doublerに比べ、調整できることがものすごくたくさんある。
これが無料と有料の差か。
しかし、必要かどうかは別。
こんなに調整できなくてよいのであれば、無料のVocal Doublerで十分だし、色々調整したいのであれば有料のDoublerが必要になりますね。
あとは、それぞれの求めるところ次第ですね。
価格
【定価】
99ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2021年11月 29.99ドル
2022年3月 29.99ドル
2022年11月 24.99ドル
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