116.『記憶の欠片』

いやぁ、長かった。
久しぶりの「ことのは/おといろ」です♪
前の「ことのは/おといろ」が1月11日にUPしてるから、
約1か月ぶりだ。

以前なら、3曲か4曲(※1)できてるぞ。

※1
ボクは、自分の創っているものを「ことのは/おといろ」と表現している。
歌でも、曲でもなく、「ことのは/おといろ」だ。
ボクのパソコンは「きょく」と打てば「ことのは/おといろ」と変換される。
でも、助数詞は「曲」である。
さすがに3「ことのは/おといろ」では、意味がわかんなひ。

ブログを充実させよう計画(※2)のために「まなびや」を書きまくってたら、
こればっかりになってしまって・・・
ボクは「ことのは/おといろ」を創る人なんだ!

まぁ、おかげで、たくさん来ていただきましたけど。
残念ながら、「ことのは/おといろ」では人に来ていただけないのだ。
いつか、「ことのは/おといろ」で人がたくさん来てもらえるようになりたいものです。

※2
ここには諸般の事情で書けないが(書けないなら書かなければよいのだが・・・)、
ブログを充実させよう計画の目的は達成した。
非常に満足♪

さて、今回の「ことのは/おといろ」の紹介。

「ことのは」は苦しかった(※3)なぁ。

※3
いつものことである。

スタートは、何だっけなぁ。
神社を見たことか。

あぁ、神社って自分が小さい頃からずっと変わらずあるよなぁ、と。

いつものことだが、こんな断片から創り始めるから、いつも苦しむんだよな、きっと。

そこから、まぁ、ずっと同じものがあるってのも大切だよなぁ。
けど、変化することが悪いわけじゃないしなぁ。
そもそも、ヒトだって、いつかいなくなるよなぁ。
でも、ずっと残ってるものもあるよなぁ。
羨ましいなぁ。
ボクもそんなものが残せたらいいなぁ。

あぁ、最後のは、「ことのは」とは何の関係もないね。

で、いつものように、がんばっても1番の分ぐらい(※4)しか思い浮かばないから、
そこからは苦行の始まりですね。

※4
ある人曰く、ボクの1番の分は他の人の1曲分ぐらいあるとか。
そんなことはないと思うけど、BPM200の16分音符を中心で3分程度だから、
そんなことあるのかもしれない。
まぁ、どうしようもないから、同じ「ことのは」を繰り返して誤魔化してたりする。

思い浮かんだのは、
形があるものはなくなるよなぁ、とか、
歴史を紡ぐ、とか、
いろんな人がいろんな選択をして今があるんだよなぁ、とか。

無理矢理(※5)感がすごいね。

※5
無理矢理の語源って何だろう?
無理は「理が無い」で良いんだろうけど、
矢理はなんだ?
「理が矢」なのか。
矢って何だよ。
気になって調べてみたら、「矢理」は当て字で、「遣る」の連用形って書いてた。
無理を遣るってことか。

さて、メロの方は、意図してでもないのだが、
とは言え、まったく意識しなかったわけでもないのだが、
Aメロは1小節速く(※6)、Bメロは1小節遅く、サビはぴったりになってます。
1小節かどうかは、はっきり覚えてないけど。

※6
最初、シンコペーションって書いてた。
逆って何だっけ?って思って調べたら、弱拍とか強拍とか出てきて、アウフタクトとか出てきて、
あれ?小節の前から始まるのがシンコペーションじゃないのか?ってなって、
それ以上調べるのが面倒くさくなってやめました。

意識はするんですよ、いつも。
でも、意図的にはできないんですよね、ボクの場合。
できあがったメロによって。
意図してできればいいんだけど・・・

「おといろ」の方。
なんというか、今回に関しては、特筆すべきことがないかも。
ほとんどコードぐらいしかないんじゃないか?

エフェクターが大好きだから、そっちばかりやってる気がする・・・
曲をしっかりとがんばれよって感じですが。

あぁ、iZOTOPE社のStutter Edit2を使った。
これ。

これがまた難しいんだ。
使いこなせない。
とりあえずプリセットを使って(※7)、ちょっとだけそこからいじってみたぐらいかな。

※7
プリセットを使わずにやってみたかったから、色々といじっていたんだが、
それにどっぷりはまってしまって・・・
しかも、結局、よくわかんないままで。
今回の「ことのは/おといろ」創りの時間の半分ぐらい、これをいじってたんじゃないか?
まぁ、「ことのは」が浮かばなかったから、それをしなくても進まなかったんだけど。

ボクの大好きエフェクター(※8)OneKnob filterとM’z TapeStopに加わるのだと思います。
使いこなせたらの話だけど・・・

※8
大好きエフェクターと書いていますが、
いわゆる、ある特定の効果があるやつですね。
いや、それもおかしいな。
コンプとかEQ、マキシマイザーとかも当然使うし、
基本これは使うってやつもたくさんあるんだけど、
この3つはそもそも違うんだよなぁ。
どう言えばいいのかわかんないなぁ。
曲そのものを変える系というのかなぁ。
効果音・・・でもないし、うーんと、ボクの中では、これぞエフェクターって感じなんだけど。
エフェクトするやつ。
じゃ、コンプとかは?
うーん、音作りか。
うん、音作り用エフェクターと曲創り用エフェクター。
いかがでしょう?

ということで、今回の曲は、この3つを全部使ってみた。
というか、今後の曲はずっと使うと思う。

なんか、曲を創るよりも、面白いんだよねぇ、これ(笑)
まぁ、Stutterについては、もっと勉強しなければならぬなぁ。
だいたい理解したら、また「まなびや」の方にでもUPしますか。

ということで、「ことのは/おといろ」のことを書いてるのか、書いていないのか、よくわかんないまま、
新しい「ことのは/おといろ」をお聴きください。

『記憶の欠片』

うたごえ:初音ミク
ことのは/おといろ:SSS

久しぶりに歩いた道 記憶と違う景色が広がって
そこに何があったのかも思い出せないけど なくなったことはわかる 
ボクが生まれ今に至る たかがそれだけの短い期間に
見える景色もどんどん変わって 想い出と共に消え去っていく

新しいものは綺麗で 景色は美しくなってって
どんどん便利なものが生まれていくけど どこか悲しみが生じる
刻は少しも止まることなく 子どもは大人になっていき
ボクもいつか形をなくし それが自然の摂理ってもんだろ

形あるものは いつか無くなってしまい
触れることさえもできなくなってしまって
全ては無に変えるものだと嘆き悲しんでも
時計の針に追いてかれてしまうだけで

刻め心に 繋げ想いを
積み上げてきたものが 全て無くなるわけじゃないんだ
紡げ歴史を ボクの全てを
全て七つの音に託して未来へとつないでいく
たとえ この器が無くなったとしても
たとえ ボクが形を無くしたとしても
ボクが存在したことは 消し去ることはできなくて
きっとボクの断片を誰かが拾ってくれると信じているんだ

まだ見慣れない街並み 新しい日々の始まり
どこを見渡しても全てが新鮮で 不安と期待がつのる
遠くに聞こえる波の音 日の光を反射する水面
慣れ親しんだ場所と違うのに どこか懐かしさを感じ

見上げるような建物の向こう 遠くの山並みは変わらずあって
心の奥底に刻まれた 見たことのない懐かしい景色
新しい物で溢れて 昔からあったものが消えて
繋いできた記憶はいつか何処にも無くなってしまうのだろうか

同じ景色を眺めていた過去があって
同じ景色を共有できない未来があって
無数の選択肢が 無数の分岐を生み出して
たった一つの今を創りあげていく

刻め心に 繋げ想いを
光が 音が 全て記憶に刻まれていくんだ
紡げ歴史を 今の全てを
永遠は全て 一瞬の集合体で

たとえ ヒトが生み出したモノであっても
たとえ ヒトが生み出せないモノであっても
どれか一つ欠けただけでも この世界は
今の姿と全く違う姿に変わってしまう とても大切なものなんだ

キミが生まれる遠い過去にも
出会いがあって 別れがあって
出会いと別れが織りなす先に
キミという存在があるんだ

刻め心に 繋げ想いを
積み上げてきたものが 全て無くなるわけじゃないんだ
紡げ歴史を キミの全てを
全て七つの音に託して未来へとつないでいけ

刻め心に 繋げ想いを
光が 音が 全て記憶に刻まれていくんだ
紡げ歴史を 今の全てを
永遠は全て 一瞬の集合体で

たとえ この器が無くなったとしても
たとえ キミが形を無くしたとしても
キミが存在したことは 消し去ることはできなくて
きっとキミの欠片を ボクが集めて繋ぎとめることを誓うよ

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