たぶん、George Yohngさんという個人が作っておられるリミッター。
基本情報
ダウンロードはこちら
インストール方法
dllファイルをフォルダごと C > ProgramFiles > Vstplugins 内に保存
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
基本的な設定
この見た目がボクは好きです。
ボクはマキシマイザーだと思い込んでいたんですが、リミッターでした。
名前がリミッターなんだからねぇ。
でも、使ったらわかるんだけど、Thresholdだけを動かせば音圧があがるので、
それってリミッターなの?って感じです。
ボクのイメージのリミッターは、「超えたら切る」なんですけど。
「悪・即・斬」みたいな(笑)
後で書きますが、Thresholdが0dBからマイナスに動かしていくので、
超えたら切るんじゃなくて、切る基準を下げていって、基準以上は切って、基準以下の部分は持ち上げているはずなんだよね。
まぁ、リミッターだろうとマキシマイザーだろうと、実際にどういう風になるかが大事ですから、気にせずにいきましょう。
元のページを見ると、「Waves社のL1リミッターのクローン」って書いています。
もちろん、クローンと言っても、違法なやつではなく、それと同じ効果を持つものを作ったということです。
使い方は簡単で、Thresholdを動かすだけです。
Releaseはスレッショルドを下回った時に、圧縮を解除する速度です。
「イイ感じにデフォルトしてるから、よほどじゃない限り動かさないでね」って感じでページに書いているので、そのまま。
Thresholdは0dB~-30dBまであって、0.1dB単位で動かせます。
実際にやってみましょう。
どんなプラグインでもそうですが、極端な設定というのは、やっぱりよくないですね。
-3dBぐらいが限界でしょうか?
どんな感じか目で見てみましょう。
見えにくいかもしれませんが、周りに入っている先が1小節ずつの線です。
1つめのところが、0dBですね。
-5dBぐらいから、ふりきって切られている感じでしょうか。
たしかに、聴いている感じでも、そのあたりから音が悪くなっている感じですね。
不思議なことに、途中から音圧が下がってるんですよね。
隙間が増えてくる。
なんでしょうか?これ。
てっきり、最後は全面が真っ黒になるのかと思っていたのですが。
ということで、0のときと、ぎりぎりセーフかアウトぐらいの-5dBで聴き比べてみましょうか。
はっきりと違いますね。
この間からの音圧シリーズ(?)では、他のプラグインを使わずにやっているので、振れ幅が大きくなっています。
わざと大きくしているというところもありますが。
だから、それぞれの音源にコンプを使ったりしてもう少し凸凹を減らしておけば、-5dBよりも下げられるかもしれませんね。
いずれにしても、無料ですので、とりあえずダウンロードしておいてもよいのではないでしょうか。
Celling・Adaptive Release
[追記]
これを書いたときには、理解できていなかったですが、やっぱりマキシマイザーですよね。
最近、リミッターと名乗る、マキシマイザーが多いですね。
Thresholdを下げていくと、そこを基準に圧縮していくんですが、その分、音量を上げていくので、マキシマイザーです。
最初に書いたときに、書いていませんでしたが、
Cellingというところを下げると、それ以上は音量が上がらないようになっています。
Adaptive Releaseにチェックを入れると、自動でリリースタイムを決めてくれます。
他の無料プラグインはこちら
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