68.『スカート男子』

みんな、好きなことを好きなようにやればいい。
でも、その行動の責任はとらないといけない、と思ふ。

自分の好きなものを追求する。
自分の好きなことを実行する。
それはそれでいい。

でも、それが一般的にどう見られるか、
ということがある。

キミの好きなことは、
一般的には引かれるようなものかもしれない。
一般的には魅かれるようなものかもしれない。
うまいっ!

いや、それはいいんだが、
一般的には引かれるようなことでも、
自分の好きなことなら、それでいいじゃないか。
ただ、引かれることは覚悟しなきゃね。

一般的には引かれるようなことをしておいて、
引かれること、指さされる社会に対して、
文句を言うのは、違うだろう。

どんなことであれ、認め合うのが、
理想の世界かもしれない。
けど、現実は理想の世界なんかじゃない。
だから、引く人は引くし、
指さす人は指さす。
それを責めるべきではない。

スカート、いいじゃないか。
恰好いいじゃないか。
そういう人もいるさ。

うわっ、男がスカートとか気持ちわるい。
恰好悪い。
そういう人もいるさ。

それが嫌なら、自分の好きなことは、
人に見せず、こっそりと楽しみなさい。

いや、それでもいいんだという人が、
スカートをはけばいいんだ。

だからボクはスカートをはく。
ボクは好きにスカートをはく。

さて、これを読んでいる人は、
スカートをはいている男を見れば、
「SSSさんですか?」と声を掛けましょう。

「はぁ?」って言われたら、
「SSSさんが、『スカート男子』という曲を創ってるんですよ」
と、ボクの「ことのは/おといろ」を布教してください。

『スカート男子』

Vocals by 初音ミク
ことのは/おといろ:SSS

どうも こんちは 
多数派の みなさん
数を頼りに 
群れている みなさん

少し違うところがあれば
排除する方向で
皆で赤信号渡れば
そんなに安心かい?

別にあなたが
自然体でいるのなら
例え多数派に
入っていてもいい

でも
多数派であるために
無理をしているのなら
そんな常識は
全てぶち壊してしまえばいい

街を眺めれば
同じ髪型
同じ服装
同じ顔が並ぶ

そのくせ そんな人たちが言うには
オンリーワンになりたいんだとか

笑わせてくれるな

人と同じだとか 人と違うだとかを
判断基準にするな
自分の判断を人に委ねてしまうな
キミの人生だから

キミは キミの ままで キミの 
生きたいように 生きていけばいい
ボクは ボクの ままで ボクの
生きたいように 生きていく

だからボクはスカートをはく

どうも こんちは
少数派のみなさん
誰とも
話が合わない皆さん

人と違うところを
内心 誇りに思ってて
それでも少数派であることは
心細いかな?

別にあなたが
自然体でいるのなら
たとえ少数派に
入っていてもいい

でも
少数派であるために
無理をしているのなら
そんな考えは
全てぶち壊してしまえばいい

街を眺めれば
変な髪型
変な服装
変な化粧もいる

そのくせ そんな人たちが言うには
少数派だから拒絶されるとか

甘えてるんじゃねぇ

少数派だから
認められないんじゃない
認められてる人たちは
皆 少数派だ
結局お前が認められるほどじゃないだけ

キミは キミの ままで 人に
認められるまで やるしかないんだ
ボクは ボクの ままで 人に
認められなくたっていいんだ

だからボクはスカートをはく

大切なのは 
多数派だとか
少数派だとか
そういうことじゃない

人と同じだとか 人と違うだとかを
判断基準にするな
自分の判断を人に委ねてしまうな
キミの人生だから

キミは キミの ままで キミの 
生きたいように 生きていけばいい
ボクは ボクの ままで ボクの
生きたいように 生きていく

だからボクはスカートをはく

ボクは好きにスカートをはく

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