11.『正しいことを言って何が悪い』

11曲目。

「正しいことを言って何が悪い?」
と直接言っているわけではないけど、
言葉の端々にそんなことを感じられる場面がある。

『心理と論理の交点』でも書いたが
ボクは「論理」重視なのだが、人の気持ちを考えずに
「論理」だけで責め立てるようなことはしない、ようにしている。

というか、人を責めることがあまりできない。
ボクはそこまで立派な人間じゃないから。

ボクは、人間の屑を集めた中で最下位争いで優勝候補になるぐらいには、
立派ではない人間だ。
非立派な人間だ。
スリッパな人間ではない。
やりっぱの人間ではあるかもしれない。
作麼生・説破は禅問答だ。
ゲラッパは・・・

イヤだよね、正しさをもって、人を追い詰める人。

正しさを 他人に求めるな
正しさは 自分に向けろ

いいこと言うねぇ、ボク。
いや、過去のボク。

神も過ちを犯す。
神も力の無さに苦しんでいる。
神話の神って、あれ、人間だよね。
ギリシャ神話にせよ、日本の神話にせよ。
多神教の特徴だよね。
一神教の神は、万能だけど。

そして今気づいたが、「おといろ」が変化している。
この曲からか?

ボクは、楽器を鳴らさないということを覚えたようだ。
そして、間奏がある。
いつからあった?
そして、サビで半音上げることを覚えたようだ。

遅々たる歩みではあっても、人は変化していくものなんだねぇ。

そして、どうか、ボクの過ちもできなさも責めないでいただきたい。

『正しいことを言って何が悪い』

Vocals by 初音ミク
ことのは/おといろ:SSS

「正しいことを言って何が悪い?」
そんな鈍感な人間にはなりたくはない

「正しいことを言って何が悪い?」
そんな傲慢な人間にはなりたくはない

法も 倫理も 道徳も
人間が創り出したものなんだ

世界の争いのほとんどは
正義の名のもとに起きているんだ

何処の神話の神だって
過ちばかり犯しているんだ

神でもない人間ならば
過ちを犯すこともあるだろう

何処の神話の神だって
力の無さに苦しんでるんだ

神でもない人間ならば
できないこともたくさんあるだろう

「正しいことを言って何が悪い?」
そんな無神経な人間にはなりたくはない

「正しいことを言って何が悪い?」
そんな偽善的な人間になりたくはない

法も 倫理も 道徳も
過ちを前提に創られたものなんだ

世界の戦争の ほとんどは
正義の名のもとに 起きているんだ

正しさを 他人に求めるな
正しさは 自分に向けろ

正しさを 他人に向けるな
正しさは 自分に向けろ

神話の中の神だって
過ちばかり犯しているんだ

神でもない僕たちならば
過ちを犯すこともあるだろう

神話の中の神だって
力の無さに苦しんでるんだ

神でもない僕たちならば
できないこともたくさんあるんだ

何処の神話の神だって
過ちばかり犯しているんだ

神でもない人間ならば
過ちを犯すこともあるだろう

何処の神話の神だって
力の無さに苦しんでるんだ

神でもない人間ならば
できないこともたくさんあるだろう

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