4.作曲先

ど素人のど素人によるど素人のための「ことのは/おといろ」の創り方 その4

今回は作曲先。
メロ先ともいふと思う、たぶん。

メロディーをとりあえず創ってみる。
ラララララで、メロディを創る場合と、
仮歌詞をつける場合があるらしい。

仮歌詞は、とりあえず何となくの歌詞をつけるらしい。
何のために、仮に歌詞をつけるのか、
ボクはやんないから、わかんない。

仮に歌詞をつけるんだったら、歌詞をつければいいじゃんって思うんだけど、
まぁ、仮歌詞はそこまで思い入れを入れてないんでしょうね、きっと。

さて、メロディーには2つの要素しかない。
音の高さと音の長さだ。
メロディーを決めるとは、つまりはその2つを決めるだけだ。

鼻歌で作っても立派な作曲だ、なんて書いている。
そういう人は、それで問題ない。

ボクは、頭の中にメロディーが流れたなんてことは一度もない。
誰かが創ったメロディーならいくらでも流れるが。

だから、頭の中でメロディーが流れる人は、
それを再現すればいいんだ。

ただ、ボクは流れている曲を、再現できないから、
頭の中にメロディーが流れたって、役には立たない。

さて、まず音の高さだが、
1つ目は簡単だ。

どこかに置けばいい。
めっちゃ低いドからめっちゃ高いドまでの
どっかに決めてしまおう。

ただ、ど素人は、
どこかの「ド」から始めると楽だ。

2つ目は4パターンしかない。
「1つ目と同じ音」
「1つ目より高い音」
「1つ目より低い音」
「音を出さない」

以下、3つ目以降も、ただ同じことの繰り返しだ。
なんて簡単なんだ。

次に、音の長さだ。
1つ目は簡単だ。

とりあえず、適当な長さにすればいい。
512分音符、256分音符、128分音符、64分音符、32分音符、16分音符、8分音符、4分音符、2分音符、全音符。
ど素人は4分音符にすればいいんじゃないか。

2つ目は3パターンしかない。
「1つ目と同じ長さ」
「1つ目より長い」
「1つ目より短い」

ということは、音の高さ4パターンと音の長さ3パターンの12パターンしかないわけだ。
1つ目を「4分音符のド」にしてみたら、
あとは12パターンの選択を繰り返すだけで、
メロディはできる。

世の中の曲はそれが全てだ。

そう、誰でもできるんだ、作曲なんて。

ボクは何度も何度も書くが、
作曲をしてみたいと思ったら、いつでもできる。
ただ、名曲ができるかどうかは、別問題だ。

そして、何度も何度も何度も何度も書くが、
これは
ど素人のど素人によるど素人のための「ことのは/おといろ」の創り方だ。
苦情は載せないように。

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