今年もWAVESの無料配布がきましたね。
しかも新作が無料なんですから、太っ腹ですよね、WAVESさん。
今回はマルチバンドコンプレッサー。
マルチバンドコンプレッサーというと、何バンドだろうか、と思ってしまいますが、これ、何バンドなんでしょうね。
とにかく、バンドを設定して、とかではなく、自動的にやってくれる便利なやつです。
プラグイン大好きなボクですが、最終的にWAVESでいいんじゃないか?という全てをひっくり返してしまいそうなことを考えてしまいます。
まぁ、極論ですわな。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
Waves Centralというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
Threshold
真ん中の大きなつまみがスレッショルドになっています。
で、モニターのところに、きれいな水色とピンクが、鏡写しのように表示されていますよね。
コンプってことは、これを見ればわかりますよね。
下が元の素材の音量、上のピンクがゲインリダクション量ですね。
元の音量が大きいところは大きく、小さいところは小さく圧縮しているわけです。
簡単に言えば、真ん中のつまみを上げとけって話です。
うん、いい感じですね。
Thresholdの調整
自動で認識してくれるのは便利だけど、低音はあまり圧縮したくない、あるいは、高音は・・・もしくは、ここの周波数はあまり圧縮したくないんだ、という場合は、大きいつまみの下のつまみで調整します。
スレッショルドの線を傾けるわけです。
ピンポイントの場合は、モニターの点を動かすことで、調整ができます。
SPEED・Soft/Hard
SPEEDはアタック、リリースの速度です。
Soft/Hardはソフトニーかハードニーかの選択ですね。
Auto Gain・OUTPUT・Quick Match・MIX
一応、デフォルトでは、オートゲインがオンになっていて、自動的に音量は調整してくれるようになっています。
オフにもできますが、まぁ、オフにする必要があるのか。
で、OUTPUTはアウトプットゲイン
Quick Matchはクリックすると、OUTPUTを自動で調節して、InputとOutputの音量を合わせてくれます。
じゃあ、オートゲインじゃないか、という話なのですが、たぶん、こっちは、瞬間、瞬間の音量を確認しているような感じがします。
つまり、差が大きい瞬間と差が小さい瞬間では、OUTPUTの音量調整が変わってきます。
これも、そこまで必要なのかな?とは思いますが・・・
MIXはDRYとWETの割合ですね。
まとめ
無料でもらったものなので、どんなものかなと思って確認してみたら、思いのほか、便利な気がします。
こういうつまみが少ないプラグインというのは、やっぱり使い勝手がよいわけです。
少なすぎると、それはそれで、もうちょっといじりたいと思うんですけどね(笑)
そして、さすがのWAVESさんであり、さすがの有料プラグインでした。
それを無料でいただけるのは、ありがたい限りです。
価格
【定価】
79ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2024年11月 無料配布
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