音量のオートメーションはフェーダーでしてはいけない~オートメーションのためのゲインエフェクト~

どこかで書いた気がするんだけど、見つけられない。
こんだけ書いていると、こんなこともあります(笑)

さて、音量を部分的に変えたいときがあるかと思います。
ここだけはこいつの音量は大きめで、と。

まぁ、トラックを分けてしまうというのも一つの手かもしれませんが、オートメーションをかくのも一つの方法です。

この方法、簡単なんですけど、困ることがあるんですよね。

ここだけ音量を上げようと、オートメーションを書くじゃないですか。
よしよしいい感じだ、続き、続き、とやっていると、あれ、こいつ、聞こえにくいぞ。
他の音源に負けてなんかあまり聞こえない。

とりあえず、フェーダーを上げてみるか。
いや、まだ聞こえない。
もっと上げてみるか。
いや、全然ダメだ。

えっ、この音源、そんなに小さかったっけ?と思ったら、オートメーションかいているから、当たり前のように、フェーダーは戻っちゃってるんですよね。

そう、ここだけ音量を上げたいと思って、オートメーションをかいたら、音量を上げたい「ここだけ」じゃなく、音量を変えない「ここ以外」も決定しちゃうんですよねぇ。

つまり、フェーダーはオートメーションを書いた時点で死ぬんです。
機能停止。

となると、オートメーションの方で直さないといけないんだけど、これってものすごく面倒くさいんですよね。

ここで、使うのが、音量関係のプラグインですね。

例えば、Studio Oneに付属しているMixtool。

こういうゲインだけのプラグインの存在意義がボクにはわからなかったんですよ。
このためだったんですよ(いや、違うかもしれないけど・・・)

Mixtoolでオートメーションをかけば、その音量関係のまま、フェーダーで音量を上げる、下げるができるようになるわけですね。
フェーダーが死なない。
不死のフェーダー。
・・・なんのこっちゃ。

Studio One以外でも、DAWに付属しているプラグインの中にあると思うんですが、そのあたりはボクは知りません。
無いなら、無料のプラグインでもいいわけです

DOTEC AUDIOのDeeGainとか。

ははははは。
のDeeGainって紹介したよなぁ、と思って調べたら、ここに書いてた。
オートメーションかくなら、これを使えって(笑)

そうか、プラグインの紹介の中で書いてたんだ。
見つからないよなぁ。

KILOHEARTSのESSENTIALSにもゲインのエフェクターがあったはず。

ということで、音量のオートメーションの話でした。

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