楽器の奏法と音を知ろう~ドラム~

楽器って、演奏の方法によって、音が変わるんですよね。
当たり前ですけど。
ボクは、楽器を弾いたことがないから、生っぽい打ち込みとかにあまり興味がないんですよね。
興味がないというか、知らないから。

楽器を弾いたことがないから、逆に、打ち込みで生っぽい必要があるのか、と開き直ったりしている。

だけど、こんな音があるんだ、というのは知っておいても損はないのかな、と思ったわけで。
あぁ、先に書いておくけど、ボクは楽器が弾けないし、楽器も持っていないから、当然プラグインで確認していくんですよ。

ということで、まずはドラムから。
色々試してみたけど、EZ DRUMMERでいきます。

ドラムの場合、奏法以前に、楽器の集まりみたいなものなので、半分は楽器の音の確認みたいになりますね。

キック(バスドラム)

足で踏む、でっかい太鼓ですね。

かかとを浮かすか、浮かさないか、みたいなのもあるみたいですが、省略。

スネア

スネアは、叩く位置(叩き方)によって、音が変わる。

通常の音

普通にヘッド(皮)の真ん中を叩いたときの音。
いわゆるスネアの音。

サイドスティック

スネアのリム(ふち)を叩いたときの音。
ふちを叩くので、金属的な音。

リムショット

ヘッドとリムを同時に叩いたときの音。
スネアの音に金属的な音を加えた音。

リムショットも、正確にはいくつかに分かれるらしいですが、これも省略。

ハイハット

シンバルみたいなやつが2枚重なっている。
左足で2枚を閉じたり、開いたりすることで、音に変化がつけられる。

クローズド

閉じた状態で叩く。
閉じてるので、あまり響かない。
叩く場所によっても音が変わるらしいですが、まぁ、よいでしょう。

オープン

開いた状態で叩く。
開いているので、クローズと違い、響く。

クローズドペダル

ハイハットを叩かずに、足で閉じることで音を出す。

オープンペダル

ハイハットを叩かずに、足で閉じることで音を出すが、閉じっぱなしにしないことで、音を響かせる。

タム

概ね、ハイタム、ミドルタム、ロータム、フロアタムなどがある。
ドラムの中では珍しく音程感のある楽器。
小さいハイタムが一番高くて、大きくなるにつれ音が低くなる。
フロアタムは何か別物扱いっぽいけど、たぶん、床に置かれてるからフロアタム。

通常の音

普通のタムの音。
よく聞くのは、こんな使い方。

リムショット

タムでもリムショットはあるみたいですが、先ほどみたいな叩き方はできないと思います。

シンバル

派手なやつ。

通常の音

とにかく叩く。
同時に2枚叩いたりもする。

ミュート

手で押さえたり、色々な道具を使ったりで、音を消す。
シンバルは派手で余韻があるんだけど、それが邪魔な場合もある。
派手さは欲しいけど、余韻はいらない、みたいな。

ライドシンバル

右側にあって、シンバルの中でも、ひと際大きいやつ。
他のシンバルに比べ、大きいが故に、出せる音も多い。

ボウ

表面を叩くことで出る音。
ハイハットの代わりに刻んだりする。

カップ

真ん中の盛り上がったところを叩く。
やや高音になる。

エッジ

端っこを派手に叩く。
普通のシンバルと同じく、派手で余韻が残る。

ミュート

普通のシンバル同様、ミュートする。

まとめ

これはシリーズ化しようかと思っていたのだが(別に、シリーズ化のためにしてるわけではないが・・・)、思いのほか、面倒くさいじゃないか。
地味だし。

さて、とりあえずはドラムなんだが、そもそもドラムは楽器の集合体みたいなものだから、大変。

そうそう、一応、少し調べてみると、エフェクトシンバルなんて呼び方のものがあるらしいです。
チャイナシンバルとか、スプラッシュシンバルとか。
逆に、プラグインを使っていると、よく見かけるので、もっと一般的なのかと思ってましたが、やっぱり特殊音源の分類みたいですね。
ということで、今回は省きました。

たぶん、本当のドラマーとかが見たら、ふざけるな、もっと細かいんだ、と叱られそうですが、まぁ、素人のボクにとっては、これぐらい理解できれば十分かと。

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