欲しかったVocalSynth2。
VocalSynth2とよく比較されるのが、WAVES社のOVox Vocal ReSynthesis。
どっちがいいかなぁと、すっごく調べて、結果、どちらもセールをしていたときに手に入れてしまいました。
さて、専門的な比較は、専門的な人たちにお任せするとして、ボクの感覚としては、
変化球と魔球
想定の範囲外と想定外の範囲
マニアと変態
みたいな感じ。
どちらも、変な奴です。
リバーブとかに比べたら。
とはいえ、VocalSynth2の方が、普通に使えるかなと思います。
基本情報
ダウンロードはこちら。
インストール方法
iZotope Product Portalというソフトからインストール
見た目はこんな感じ。
わからない言葉などが出てきたら、こちらで確認を。
プリセット
安定のiZotope感。
エフェクトもそうですが、見た目もスマートですよね、iZotopeは。
さて、とりあえず、プリセットでどんな感じなのか確認しましょう。
はっはー、ボクの最新曲の後半をフルで使ってやった(笑)
まぁ、こんな感じです。
普通に使え・・・なくもないですが、うっすらかけるならって感じですね。
各エフェクター
VocalSynth2の根幹はこの部分ですね。
BIOVOX
声の質感とかを調整する感じでしょうか。
左上のオレンジ色の①みたいなのがON、OFFの切り替えです。
オレンジ色になっていれば、エフェクターが機能している状態です。
Clarity 声のクリアさ
Shift 声の高低
Nasal 鼻からの抜け感
Breath 息遣い
Lvl 出力レベル
・・・かなぁ。
こんなのを5つやれば終わりと思っていたんだけど、下に変なのがあるんですよね。
これ。
見るからにプリセット感。
何のプリセットだ?と思ったんだけど、その横に、さらに、明らかにアレな感じのものが。
とりあえずアレっぽいのをクリック。
やってしまいました・・・
手を出してはいけないやつでした。
さらさらっと終わらせようかと思ったら、これ、ものすごく調整するところがあった。
これ、全部は無理だ・・・
ということで、プリセットで我慢してください。
Vocoder
いわゆるボコーダー。
って、じゃあ、ボコーダーって何だって言ったら、どう表現したらよいのでしょうか。
Vintage Vintageを調整するのではなくてモードの選択。SMOOTH、VINTAGE、HARDの3種類を選べる。
Shift 声の高低
Scale 母音の調整。よくわからないけど、値を小さくすると、子音が不明瞭になってる感じ?
BANDSとあるところは周波数でしょうね。
低音、高音のボリュームやパンを調整できるみたいです。
クリックしたまま動かすと、それに合わせて描けるようです。
Compuvox
んーっと、何?
ノイズ系?
Bits 音質?
Bytes 母音を伸ばす
Bats ・・・ノイズ?ざらざらした感じ
Spell これもモードの選択。Read、Spell、Mathの3種類を選べる。
Talkbox
楽器の音を話しているようにするエフェクターらしい。
だから、ボーカルに使うものではなくって、逆ですね。
Drive 歪み
Speaker かかり具合?
Formant 高低
Classic これもモード。Dark、Classic、Brightから選択。
前に検証用に使ってたコード音に挿してみた。
うーん・・・しゃべってるように聴こえる?
Polyvox
シンプルな感じ。男声、女声にするのはここ。
Formantで調整。
CharacterとHumanizeは、Formantで設定したものの調整らしいのですが、ボクにはあんまり違いがわからない・・・
各エフェクターのエフェクト量の設定
真ん中にある、この綺麗なやつ。
これは、それぞれのエフェクターの出力量を一括で操作できるようになっています。
もちろん、各エフェクターのLvlでも操作できますが。
PITCH
Register。
High、Mid、Lowの設定はボーカルデータの分析の仕方を変えるらしいですけど、あまりよくわかりません。
Lvlは元データの音量。
右側がいわゆるピッチ。
Keyはいわゆるキーですね。
Customの方は、特定のピッチだけに固定したりすることもできます。
VOICING
VOICING。
声の追加ですね。
通常のエフェクター
エフェクターたち。
特に説明はなし。
いわゆるエフェクターたちです。
XYビュー
XYビュー。
X、Yのボタンに、いずれかのボタンを割り当てることができます。
これは、PortalやMovementなどにもあったのですが、それらに比べると、割り当てられるのが1つだけなので、あまり面白みはないですね。
全てをONにしたら、何かよくわかりませんね。
ただ、XYビューのボタンを動かしたら、それに連動して、どこかのパラメーターが動くのがわかったでしょうか。
ということで、こんなところでしょうか。
ボーカルを良くもできるし、印象的にもできるし、破壊的にも、壊滅的にもできるプラグインです。
さぁ、どうやって使いますか?
価格
【定価】
199ドル
【セール等の価格】※全てのセールを把握しているわけではないので、参考までに・・・
2021年7月 5700円
2021年10月 49ドル
2021年11月 Nectar3 Plus、Melodyne Essentialとのバンドルが76ドル
2021年11月 79ドル
2021年11月 有料のiZotope社製品を所有していれば49ドル
2021年11月 49ドル
2022年1月 5900円
2022年2月 59ドル
2022年6月 53.9ドル
2022年10月 42.9ドル
2023年1月 64.9ドル
2023年3月 64.9ドル
2023年4月 1980円
2023年6月 99.5ドル
2023年7月 61.6ドル
2023年10月 53.9ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2023年11月 34.1ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年2月 34.1ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年4月 31.9ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年7月 31.9ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
2024年9月 32.99ドル(PLUGINBOUTIQUEさん)
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