80.『理由なんて一つしかないんだ』

自分の経験上、
誰かのため、誰かの役に立つ時には、
非常にすごい努力ができる。

自分の好きなこととかは、
もちろんやるんだけど、
それほどの意欲はない。
だらだらとするだけ。

でも、
それをすることで、
誰かが喜んでくれる、
誰かが幸せになる、
誰かが助かる、
それも、その誰かがはっきりしていると、
それまで出ないような力を発揮できる。

という「ことのは/おといろ」。

それを、どう表現しようかと思って、
この「ことのは」になった。

ボクは、この「ことのは」も気に入ってる。
でも、この「ことのは」は結構、無理があるとも思ってる。

「発展」「進化」「進歩」「成長」「変化」を
意図的に混同しているから。
まぁ、別に論文じゃないからいいんだけど。

そういえば、
もう消されてしまったけど、
この「ことのは/おといろ」を、
恋愛感情だと捉えてコメントをくださった方がいる。

これは恋愛感情を書いたわけじゃない。

2つ前の

という「ことのは/おといろ」はそれがテーマだったんだけど、

なんで、すぐ恋愛感情と結び付けちゃうんだろうね。

『理由なんて一つしかないんだ』

Vocals by 初音ミク
ことのは/おといろ:SSS

誰かが言った
「人類は火を使うようになって発展したのだ」と
そんなバカなことを言うヤツは
きっと本ばかり読んでるんだろう
ボクだって火を使うが
何の成長も努力もしちゃいないんだ
火を使える程度で
本当に人が変われるとでも思ってるのかよ

誰かが言った
「人類は言葉 使うようになって発展したのだ」と
そんな馬鹿なことを言うやつは
きっと一人で過ごしてきたんだろ
ボクだって言葉 使うが
何の変化も進歩もしちゃいないんだ
言葉 使える程度で
本当に人が変われるとでも思ってるのかよ

人ががむしゃらになる理由なんて
一つしかないんだ
ボクががむしゃらになる理由なんて
一つしかないんだ

キミがいるから
ボクはがんばることができるんだ
キミがいると思うから
がんばることができるんだ

人は一人では成長なんてしない
いつだって誰かの笑顔のために
自分自身のためじゃたどりつけない
いつだってキミの笑顔のために

人がそれまでと変わる理由なんて
一つしかないんだ
ボクがそれまでと変わる理由なんて
一つしかないんだ

キミが笑ってくれるから
ボクはがんばることができるんだ
キミが笑ってくれると思うから
がんばることができるんだ

ボクはキミのために変わっていくんだ
キミの幸せがボクの幸せだから
ボクも幸せになるため努力していく
その方がキミも喜ぶだろうから

一人だと生きていくのも面倒だけど
キミがいるなら生きていける

キミがいるから
ボクはがんばることができるんだ
キミがいると思うから
がんばることができるんだ

キミが笑ってくれるから
ボクはがんばることができるんだ
キミが笑ってくれると思うから
がんばることができるんだ

ボクはキミのために変わっていくんだ
キミの幸せがボクの幸せだから
ボクも幸せになるため努力していく
その方がキミも喜ぶだろうから

人は一人では成長なんてしない
いつだって誰かの笑顔のために
自分自身のためじゃたどりつけない
いつだってキミの笑顔のために

つまり
人は人がいるから進歩したんだ

コメント

  1. アイソスタシー より:

    それ凄く分かります!僕、努力が大の苦手で自分のためだと全然頑張れなくて、でも人の役に立つのはめっちゃ嬉しいから頑張れるんですよね。
    この歌詞にあるように、きっと原始人の頃から人は共同生活を行って生き延びるために、人の役に立つと嬉しいと思う本能を獲得したんだろうなと思いますね。
    だからこの曲はかなりのお気に入りで、かつ僕がSSSさんの曲に大きくはまったとても思い入れのある曲です。

    僕もこの歌詞に出てくる”キミ”は無意識のうちに恋愛対象として受け取っていましたね。
    もちろん人の役に立つのなら、家族でも友人でも他人でも嬉しいので、そう考えると”キミ”は誰にでも当てはまりますね。
    最後の”人は人がいるから進化したんだ”、この3文字目の”人”は恋愛対象に限らず自分以外の人として受け取っていました。
    世に出回っている多くの曲で”君”や”キミ”は恋愛ソングに使われているから、その影響かもしれません。
    後は、なんだかんだ一番頑張れたのは、やっぱり恋している相手を想っている時だったから、ってのもありますね。

  2. SSS SSS より:

    この「ことのは/おといろ」をお気に入りと言ってくれて
    ありがとうございます♪

    やっぱり、自分のためって、難しいんだよね。
    だから、自分のためにがんばれる人ってすごいなぁと思う。
    それとも、全ての人が誰かのためにがんばってるのかなぁ。
    そうかぁ、キミは恋愛ソングに使われやすいのか。
    もちろん、恋している相手のために頑張る時が、
    一番力は発揮できるだろうとは思いますが。
    そのあたりの感覚が難しいなぁ。
    まぁ、恋愛対象として聴いてくれても全く問題ないんだけれども