3.詞先

ど素人のど素人によるど素人のための「ことのは/おといろ」の創り方 その3

「ことのは/おといろ」の創り方について調べると、
だいたい詞先と曲先ということが書いている。

「詞先」というのは、歌詞を先に創って、あとから曲をつけること。
「曲先」というのは、曲を先に創って、あとから歌詞をつけること。

「曲先」はさらに2つに分かれる、と思ふ。
「作曲先」と「編曲先」。

「作曲先」というのは、メロディーを先に創る。
「編曲先」というのは、メロディー以外の音を先に創る。

そして、これらの混在型が存在する。

ボクは、ずっと詞先だと言い続けているが、
最近、詞先でもないらしいことがわかった。
というか、一般的ですらないようだ。

どれが正しいというわけではなく、
創りたいように創ればいいと思ふ。

「詞先」の場合、まず、歌詞を作ってしまう。
先に、歌詞を創るので、伝えたい「ことのは」を伝えやすい。

私は「ことのは/おといろ」を創るのは、
メッセージを伝えたいんだ、
ストーリーを伝えたいんだ、
という方は詞先の方がよいだろうと思ふ。

「詞先」の場合、大切なのは、「音数」を合わせるということ。

1番で「あいしてる」としたら、2番の同じ場所は5音にする。
「だいすき」じゃだめで、
「だいすきだ」「だいすきよ」にする。

ちなみに、伸ばしたり、小さい「つ」を入れるのもあり。
「だーいすき」「だいーすき」「だいすーき」「だいすきー」
「だっいすき」「だいっすき」「だいすっき」「だいすきっ」

音を入れないのもあり。
「・だいすき」
ただ、先頭以外は、「っ」になってしまう。
「だい・すき」は「だいっすき」と聞こえてしまう。

これも、絶対にだめかというと、そうでもなくて、
入れようと思ったら、別にどうとでもなる。

曲先で書くが、
基本的に音の長さも色々あるわけだ。

よく言われる四分音符とか八分音符とか。
ちなみに、八分音符は四分音符の半分の長さ。

1番で、全部四分音符の長さで「あいしてる」とした。
2番の同じ場所では、「だいすきだよ」にしたい。
だったら、「だい」の部分だけ八分音符(四分音符の半分の長さ)にしてしまう。

あーいーしーてーるー
だいすーきーだーよー

と合わせてしまう。
一般的には、音数を合わせた方がよいとは言うが、
別にどうとでもなる。

なんなら

あーいーしーてーるー
だいすきでしかたない

でも、できちゃう。

ただ、それがいい感じになるかどうかは、わかんないけどね。

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