17.『Q.E.D』

これ好き♪
いや、自分で言っても仕方がないが、これ好き♪

この曲は、「おといろ」はすっかり忘れてたけど、
「ことのは」はめっちゃ覚えてる。
とにかく「愛」と「数式」を組み合わせたかったのだ。

そのために、ああでもない、こうでもないと悩んだ覚えがある。
とりあえず、四則計算からスタート。

+、-、×、÷とあるが、
とにかく初めに出てきたのは
「キミのことを割り切れたら・・・」だったと思ふ。

というか、そこから「数式」を使って創ってみようと思ったはず。
きっと、たぶん、そんな気がする。
誰か外付けハードディスクを買ってくれ。
って、歌もつくったな。

Bメロの声、いいね。
これ、たしか、微妙にずらして配置したんだよね。
声を変えたミクを。
なんか、数式だけの部分だから、なんだろう、
人間味(ミクは人間じゃないが)をなくして、
機械っぽく(ミクはある意味、機械だが)したかったんだ。
けど、たぶん、そこまで意図的にできたわけじゃなくって、
ちょっとずらしたらどうなるんだろう?と思ってやってみたら、
イイ感じじゃん、と。

ボクの曲はほとんどそうなんだよね。
やってみたらイイ感じじゃん、で曲を創ってる。

果たして、それは作曲なのだろうか。

それにしても、この曲、ボクはずっと聴き続けることができる。
これを創ったとき、「ボクは天才ではなかろうかと思った」と思ふ。
今のボクなら、きっとそう思っただろう。
今のボクには、これは創れると思えないけど。

そうなんだ、過去のボクは、絶対今のボクに繋がっていないはず。

「Q.E.D」というのも、たぶん先にタイトルにしちゃって、
どこかに入れなきゃって思って、入れたんだと思ふ。
けど、この部分もまた、ボクは好き。

だいたいタイトルは最後につけることが多い。
とりあえず、「ことのは」が出来上がってから、
全て眺めて、どこをタイトルにしようかな、と。
サビが多いんだけど、そうでもなかったり。
この曲は例外。

キミの ことを わりきることなんてできるわけがないだろう!!!!

『Q.E.D』

Vocals by 初音ミク
ことのは/おといろ:SSS

ボクに キミを たすと 恋に落ちるの
ボクから キミを ひくと 寂しさが増す
キミに ボクを かけると マイナスになる
キミの ことを わりきれたならば どれだけラクになるだろう

キミに出会った時から
ボクの数式にキミが入り込んだ
キミという変数が
ボクの数式の答えを狂わせた

i+u=恋
i-u=孤独
u×i=マイナス
u ÷ ÷ ÷ ÷ ÷ …

i+u=恋
i-u=孤独
u×i=マイナス
u ÷ ÷ ÷ ÷ ÷ …

キミという変数を
ボクの数式の中に取り込んだら
フェルマーの最終定理より
解決不可能な問題になった

i+u=恋
i-u=孤独
u×i=マイナス
u ÷ ÷ ÷ ÷ ÷ …

i+u=恋
i-u=孤独
u×i=マイナス
u ÷ ÷ ÷ ÷ ÷ …

Q.E.D

ボクに キミを たすと 恋に落ちるの
ボクから キミを ひくと 寂しさが増す
キミに ボクを かけると マイナスになる
キミの ことを わりきれたならば どれだけラクになるだろう

ボクに キミを たすと 恋に落ちるの
ボクから キミを ひくと 寂しさが増す
キミに ボクを かけると マイナスになる
キミの ことを わりきれたならば どれだけラクになるだろう

ボクに キミを たすと 恋に落ちるの
ボクから キミを ひくと 寂しさが増す
キミに ボクを かけると マイナスになる
キミの ことを わりきることなんてできるわけがないだろう

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