139.『自分が自分であることに変わりなんてないから』

新曲です!

ボクの「ことのは/おといろ」は、現在、どんどん悪化(?)しておりまして、とうとう1分で終わってしまいました。

これまでは、当然のように、フルで創っていたんです。
フルっていうのも、何をもって、フルというのかよくわかりませんが、いわゆる、2番、3番があるやつですね。

ただ、何度も書くように、ボクは、詞先なんですよね。
で、これまでは、何とか膨らませて、膨らませて、膨らませてたわけです。

最近、できなくなってきたんですよねぇ。

エネルギーが無くなってきているというか・・・

まぁ、エネルギー的なことは置いといたとして、最近、まぁ、いいかなぁって思ってしまっているんですよねぇ。
これまでは、「こうあるべき」が強かったんですよねぇ。

けど、別にいいかなぁ、って。

別に、誰かに依頼されてやっているわけでないしなぁ。
と思うようになってきて。

自分の伝えたいものを伝えられたらいいかなぁ、と。

必要なものを必要なだけでいいか、と思ったら、とうとう、この短さになってしまった。
そもそも、ボクの「ことのは/おといろ」のスピードで「ことのは」を紡ぐと、なかなかの量を入れることができるんですよねぇ。
まぁ、入れないという選択肢もあるんだけど。

今回も、2番を創っていたんですよ。
少しだけ。

創っていたんだけど、どうも蛇足感があるというか、くどさがあるというか。
結局、削除してしまった。

逆に、必要が出てきたら、その時に、修正するのもありかと。

まぁ、そんなことをしているうちに、再生回数も減っていくんだけど、それも仕方なし、か。

で、「ことのは」について。
・・・と言っても、ちょっと前すぎて、あまり覚えていないんですよねぇ。
たぶん、サビからだったと思うんだけど。

あんまり上ばっかり見たらしんどいよなぁ。
後ろ向きってのもなぁ。
そういえば、そもそも目って前向いてるよなぁ、みたいな。

正直、それぐらいしか記憶にないなぁ。

Aメロはの「ただ」とか「ああ」とかは、意識的に入れた記憶があるなぁ。
ボクの「ことのは」は、説明的なんですよね。

詞先だからなんだろうけど。

いや、詞先が全てそうというわけではなく、ボクが詞先でやるから、そうなってしまうということでしょうけど。
メロディが先にあれば、音数に合わすために、無駄に(と、書いたら怒られるなぁ)言葉を足したりもするんだろうけど。

まぁ、難しいよねぇ。

さて、改めて見直してみると、結局、なんのこっちゃ?っていう「ことのは」ですね。
そして、ボクらしいとも言えるかもしれないけど。

以前は、「ことのは/おといろ」を創っていること自体が楽しかったんですけど、やっぱり、欲が出てきてしまうんですよねぇ。
もっと、聴いてもらいたい。
もっと、すごいものを創りたい。
なんで、あの人みたいに創れないんだろう。

なんて考えると、落ち込みますよねぇ、やっぱり。

かといって、「自分は自分でいいんだ」とも思えないし。
嫌いなんですよねぇ、オンリーワンでいいとか(これまた、怒られそうだなぁ)。

個性なんて、十分な基礎があった上での話だと思うんですよね。
十分聴けるだけるだけのものを創った上で、それぞれの人の個性とかがあるんだと思うんですよね。

だから、まずは、そのレベルに達しないとならないと思うんですけど、何曲創ったところで、上達しない。
いや、少しずつ上達しているのかもしれないけど、遅いんですよねぇ。

で、「おといろ」。
今回は、2つ、新しいことを試した。

1は32分音符。
BPM200の16分音符という「ことのは/おといろ」を創った。
16分音符ってのは、メロディの話なんだけど。

で、32分音符でもいけるんじゃないか?って思ったわけです。

いや、今までも使ったこともあるんだけど、今回は意図的に、だいぶ入れてみた。
メロがマンネリ化している気がしたので。
16分音符の連打もなぁ、と思って、8分とか付点8分とか、4分とか付点4分とかも使ってみたけど、速度が遅い方向だしなぁ、と。

ということで、32分は必然というか・・・

使い方によっては、問題なく聞き取れるけど、やっぱりやりすぎな部分もあるなぁ、と思います。
自分で歌詞を見ていても、えっ、そんなこと言ってるか?っていう部分があるし・・・

まぁ、64分はないな、さすがに。

もう一つはBメロ。
これは、なかなか面白いと感じた。

そもそも、クラリミコンに参加したことに起因するんですよね。

リミックス用に、ボーカルデータをいただけたんですが、貼り付けてみたら、どうにもリズムが合わない。
で、気づいたわけです。
これ、拍子が変わってるんじゃね?と。

で、色々いじっているうちに、Studio Oneで拍子を変える方法を学んだわけです。
・・・まぁ、クラリミコンに使われていた曲が、実際に拍子が変わっていたのか、よくわからないままなんですけど。

せっかく拍子の変え方を理解したのだから、実践してみたいじゃないですか。
今まで、4/4でしか創ったことがないんですけど、Bメロは、8/8、7/8という組み合わせでやってみたわけです。
1/8短くしてみたわけです。

そしたら、なかなか面白いじゃないか、と。

今まで、テンポを変えることはあったけど、拍子を変えると、また、ちょっと違うんですね。

ということで、次回は、もっと拍子がころころ変わるかもしれない。
・・・とか言いながら、4/4に戻るかもしれないけど。

そもそも、8/8、7/8、8/8、7/8という形になったのも、たまたま「ことのは」がそれに合ったからなんですよね。
意図的に、その拍子だったわけではなく。

まぁ、久しぶりに、新しい技術を身につけられた感はあります。
ただ、ミクさんのダンスの調整が面倒だから、その面ではやりたくないなぁ、という感じですけど。

どうでしたかねぇ。
ボクは結構、気に入ってるんですけど。

そんなもんかなぁ。
今回はボーカルチョップはなし。
そもそも、前奏も間奏も後奏もなしにしちゃったしなぁ。

やっぱり、前奏や後奏ぐらいつけようかなぁ。
ボーカルチョップが好きで、毎回のようにやっていたから、今回はやめてみたけど・・・

ということで、よろしければ聴いてやってください。
ほぼ1分程度ですので、1分だけボクに時間をいただけたらありがたいです。

『自分が自分であることに変わりなんてないから』

うたごえ:初音ミク
ことのは/おといろ:SSS

ただ繰り返しても 何も進まない
この繰り返しも 何も生み出さない
ただ成りたい自分だけが肥大化していく
自分でも嫌になるぐらい

ああ繰り返しても 何も進めない
ぐるぐるぐるぐる 同じところをまた
ああ もお どこに向かえば 光が射す
何を信じて進めばいい

無暗に繰り返したら 何か生まれないか
そんな頭空っぽな情熱だけで
なりたい自分を目指してみても
そもそも自分は何になりたい

どこに向かうにしても 羅針盤の針
くるくるくるくる 回り続けて
自分の甘さが明確になるだけで
ただ心が腐っていく

自分らしくあればいいって
そんな言葉を信じてみても
今の自分が受け入れられなければ
「らしさ」も何もないだろ

自分らしくあればいいって
そんな言葉を信じられるわけもなく
これがありのままの自分で
自分らしさじゃなのか

誰だって目は前についてる
無理に上を見なくたっていい
無理に上を見たって疲れるだけ
もっと自然体でいい

自分は自分以上でもなく
自分以下でもなく
何者かになろうと思ったところで
悲しいぐらいに自分でしかなくて

誰だって目は前についてる
後ろなんて見なくっていい
どんなに耐えられない現実も
ただ前を見て足を出せばいい

向きも不向きも 得手も不得手も
全てをやりつくした後で 考えればいい
自分が自分であることに変わりなんてないから

自分が自分であることに変わりなんてないから

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